XMDECN4 構造体
整数要素から構成される 4D ベクトルを記述します。X 要素、Y 要素、Z 要素はそれぞれ 10 ビットです。W 要素は 2 ビットです。それぞれの要素は正規化されます。
C++ でのプログラミング時に XMDECN4 を使用する際に使用できるコンストラクターや演算子などの追加機能の一覧については、「XMDECN4 の拡張機能」を参照してください。
注意
同等の D3DDECLTYPE、D3DFORMAT、および DXGI_FORMAT オブジェクトについては、「XNA Math ライブラリの型の同等性」を参照してください。
構文
typedef struct _XMDECN4 { union { struct { INT x : 10; INT y : 10; INT z : 10; INT w : 2; }; UINT v; };} XMDECN4;
メンバー
x
ベクトルの X 座標を表す、−511 から 511 までの符号付き整数値。y
ベクトルの Y 座標を表す、−511 から 511 までの符号付き整数値。z
ベクトルの Z 座標を表す、−511 から 511 までの符号付き整数値。w
ベクトルの W 座標を表す、−1 から 1 までの符号付き整数値。v
4D ベクトルを表す 32 ビットの符号なし整数です。
解説
要素は、XMLoadDecN4 を使用してこの構造体が XMVECTOR にロードされるときに正規化されます。X 要素、Y 要素、Z 要素は 511.0f で除算されます。
要件
ヘッダー: xnamath.h で宣言されています。