IDirect3DDevice9Ex::SetMaximumFrameLatency
レンダリング用にシステムがキューに格納できるフレームの数を設定します。
HRESULT
SetMaximumFrameLatency(
UINT pMaxLatency
);
パラメータ
- pMaxLatency
ドライバーがキューに格納できるバック バッファーの最大フレーム数。この値は、通常 3 ですが、1 ~ 20 の範囲で設定できます。0 の場合、遅延は既定値にリセットされます。マルチヘッド デバイスの場合、MaxLatency はヘッドごとに指定します。
戻り値
返される可能性のある戻り値は次のとおりです。D3D_OK または D3DERR_DEVICEREMOVED (「D3DERR」を参照してください)。
解説
フレーム遅延とは、レンダリング用に送信される前にキューに格納できるフレームの数のことです。遅延は、レンダリング用キュー内のフレームとユーザー入力のいずれに対応するのかを CPU が決定する方法を制御する際によく使用されます。
ユーザー入力のないアプリケーション (ビデオの再生など) でデータを 4 フレーム以上キューに格納する場合に便利なことがよくあります。
要件
ヘッダー: D3d9.h 宣言
ライブラリ: D3D9.lib 内容