IDirect3DSwapChain9Ex::GetPresentStatistics
Present メソッドの呼び出しを持たないフレームをアプリケーションで特定できるように、表示の統計情報を取得します。
HRESULT
GetPresentStatistics(
D3DPRESENTSTATS * pPresentationStatistics
);
パラメータ
- pPresentationStatistics
IDirect3DDevice9Ex::PresentEx の呼び出しに関する統計情報が含まれる D3DPRESENTSTATS 構造体が返されます。
戻り値
返される可能性のある戻り値は次のとおりです。S_OK または D3DERR_DEVICEREMOVED (D3DERR を参照)。Windows 7 では、FLIPEX を使用すると次の状況で GetPresentStatistics が D3DERR_PRESENT_STATISTICS_DISJOINT を返す可能性があります。
- シーケンスの先頭を指定した、最初の GetPresentStatistics 呼び出し
- オンからオフへの DWM トランジション
- ウィンドウ モードと全画面モード間のモード変更または全画面間のトランジション
解説
該当するデバイスは、D3DCREATE_ENABLE_PRESENTSTATS フラグを使用して作成しておく必要があります。そうでない場合、このメソッドから返されるデータは未定義になります。ウィンドウ表示モードの場合、構造体のすべての値はゼロになります。
このメソッドから返された構造体を使用すると、フレームがスキップされたか否かがわかります。このコンテキストにおけるフレームとは、2 つの垂直帰線によって区切られる期間のことです。たとえば、モニターのリフレッシュ レートが 60 Hz に設定されている場合は、60 フレーム/秒で動作しています。
要件
ヘッダー: D3d9.h 宣言
ライブラリ: D3D9.lib 内容