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テクニックとパス (Direct3D 9)

テクニックはレンダリングに不可欠な機能です。テクニックは、レンダリングの形式を決定するエフェクト ステートをカプセル化します。テクニックは 1 つ以上のパスから構成されます。

Techniques

テクニックの呼び出し構文を次に示します。

technique [ id ]  [< annotation(s) >] 
    { pass(es) }

この場合

  • id はオプションの一意な識別子です。
  • annotation - 0 個以上のオプションのユーザー固有の情報。「アノテーションの追加によるパラメーター情報の追加」を参照してください。
  • pass(es) - 0 個以上のパス。各パスはステートの割り当てを含みます。以下の説明を参照してください。

Passes

パスは、レンダリングに必要なステートの割り当てを含みます。

pass  [ id ]  [< annotation(s) >] 
    { state assignment(s) }

この場合

  • id はオプションの一意な識別子です。
  • annotation - 1 個以上のオプションのユーザー固有の情報。「アノテーションの追加によるパラメーター情報の追加」を参照してください。
  • assignment(s) - 0 個以上のステート値を割り当てます。または、1 つ以上の式を評価します。「エフェクト ステート (Direct3D 9)」および「式 (Direct3D 9)」を参照してください。

パスは、同じステートに対して繰り返される一連の割り当てのうち、最後の割り当てを除くすべてを無視します。