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三角形の補間 (Direct3D 9)

レンダリング中、パイプラインは各三角形で頂点データを補間します。頂点データの種類は幅広く、ディフューズ色、スペキュラ色、ディフューズ色のアルファ (三角形の不透明度)、スペキュラ色のアルファ、フォグ係数などが含まれます。これらは、固定機能頂点パイプラインのスペキュラ色のアルファおよびプログラム可能な頂点パイプラインのフォグ レジスタから取得されます。頂点データは、頂点の宣言 (Direct3D 9) によって定義されています。

一部の頂点データは、次の表に示されているように、補間は現在のシェーディング モードに依存します。

シェーディング モード 説明
平面 フォグ係数は、平面シェーディング モードでのみ補間されます。その他のすべての補間値の場合、三角形の最初の頂点の色がすべての面に適用されます。
グーロー 線形補間は、3 つの頂点間のすべてで実行されます。

ディフューズ色とスペキュラ色は、カラー モデルによって取り扱いが異なります。RGB カラー モデルでは、補間で使用されるのは赤、緑、青のカラー成分です。

カラーのアルファ成分は、個別の補間値として扱われます。これは、デバイス ドライバーがテクスチャー ブレンディングを使用する方法、または点描を使用する方法の 2 つの異なる方法で透明性を実装できるからです。

D3DCAPS9 構造体の ShadeCapss メンバーを使用して、現在のデバイス ドライバーがサポートする補間の形式を決定してください。