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vs

この命令では、シェーダーのバージョン番号を指定します。この命令は、すべてのバージョンのシェーダーで有効です。

構文

vs_mainVer_subVer

入力引数

入力引数には、1 つのメイン バージョン番号と、1 つのサブ バージョン番号が格納されます。使用できる組み合わせの一覧を次の表に示します。

メイン バージョン サブ バージョン
1 1
2 0、sw (ソフトウェア)、x (拡張)
3 0、sw (ソフトウェア)

解説 

頂点シェーダーのバージョン 1_1 2_0 2_x 2_sw 3_0 3_sw
vs x x x x x x

この命令は、頂点シェーダーのコメントを除く最初の命令でなければなりません。

この命令は、頂点シェーダーのすべてのバージョンでサポートされています。

ハードウェアで高速化されたバージョンのソフトウェア (バージョン番号に _sw が付いていないバージョン) では、ハードウェア アクセラレーションで頂点を処理することも、ソフトウェア頂点処理を使用することもできます。ソフトウェア バージョン (バージョン番号に _sw が付いたバージョン) では、ソフトウェアでのみ頂点を処理します。

次の例では、バージョン 1_1 の頂点シェーダーを宣言しています。

vs_1_1

次の例では、バージョン 2 のソフトウェア頂点シェーダーを宣言しています。

vs_2_sw