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LockFlags 列挙型

LockFlags 列挙型

実行するロックのタイプを記述する。

定義

Visual Basic Public Enum LockFlags
C# public enum LockFlags
Managed C++ __value public enum LockFlags
JScript public enum LockFlags

定数

定数名 説明
DoNotWait
NoDirtyUpdate デフォルトでは、リソースのロックによって、そのリソースにはダーティー領域が追加される。このオプションは、リソースのダーティー状態が変更されないようにする。アプリケーションは、ロック処理中に変更される領域のセットについての追加情報を持っている場合は、このオプションを使わなければならない。
NoSystemLock ビデオ メモリ ロックのデフォルトの動作は、ロック中にディスプレイ モードの変更が行われないことを保証することによって、システムワイドなクリティカル セクションを確保することである。このオプションは、システムワイドなクリティカル セクションがロックの間保持されないようにする。

ロック処理は時間がかかるが、マウス カーソルの移動など、システムで他の処理を実行することが可能になる。このオプションは、ソフトウェア レンダリングのバック バッファのロックのように、ロックが長時間に及び、システムの応答性に悪影響を与えてしまうようなロックに対して有効である。

NoOverwrite アプリケーションは、頂点バッファやインデックス バッファのデータを上書きしないことが保証されている。このフラグを指定すると、ドライバは直ちに返って、この頂点バッファを使って引き続きレンダリングを実行する。このフラグを使わない場合は、ドライバはロックから返る前にレンダリングを終了する必要がある。
Discard アプリケーションは、ロックされている領域内のあらゆる場所を (書き込み専用処理で) 上書きする。ダイナミック テクスチャ、動的な頂点バッファ、動的なインデックス バッファを使う場合に、これは有効なオプションである。

頂点バッファとインデックス バッファの場合、アプリケーションはバッファ全体を破棄する。新しいメモリ領域へのポインタが返されるので、ダイレクト メモリ アクセス (DMA) や前の領域からのレンダリングが停止することはない。テクスチャの場合、アプリケーションは、ロックされている領域内のあらゆる場所を (書き込み専用処理で) 上書きする。

ReadOnly アプリケーションは、バッファには書き込まない。このオプションを使うと、ネイティブではないフォーマットで格納されているリソースは、ロック解除時に再圧縮手順を省略することができる。
None

列挙の情報

名前空間 Microsoft.DirectX.Direct3D
アセンブリ Microsoft.DirectX.Direct3D (microsoft.directx.direct3d.dll)
厳密名 Microsoft.DirectX.Direct3D,  Version=0293,  Culture=neutral,  PublicKeyToken=d3231b57b74a1492

参照

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