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/INTEGRITYCHECK (シグネチャ確認が必要)

読み込み時にバイナリ イメージのデジタル署名を確認する必要があることを指定します。

/INTEGRITYCHECK[:NO]

解説

既定では、/INTEGRITYCHECK は無効になっています。

/INTEGRITYCHECK オプションは、Windows でイメージを読み込むために、(DLL ファイルまたは実行可能ファイルの PE ヘッダーに) メモリ マネージャーによるデジタル署名のためのフラグを設定します。 このオプションは、特定の Windows 機能によって読み込まれるカーネル モード コードを実装する、32 ビットと 64 ビットの両方の DLL に対して設定する必要があり、Windows Vista、Windows 7、Windows 8、Windows Server 2008、Windows Server 2012 のすべてのデバイス ドライバーに推奨されます。 Windows Vista 以前の Windows は、このフラグを無視します。 詳細については、「Forced Integrity Signing of Portable Executable (PE) files (ポータブル実行可能 (PE) ファイルの整合性の署名を強制的に実行)」を参照してください。

このリンカー オプションを Visual Studio で設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、「方法 : プロジェクト プロパティ ページを開く」を参照してください。

  2. [構成プロパティ] ノードを展開します。

  3. [リンカー] ノードを展開します。

  4. [コマンド ライン] プロパティ ページを選択します。

  5. [追加オプション] に、/INTEGRITYCHECK または /INTEGRITYCHECK:NO を入力します。

参照

関連項目

リンカー オプションの設定

リンカー オプション

その他の技術情報

Forced Integrity Signing of Portable Executable (PE) files (ポータブル実行可能 (PE) ファイルの整合性の署名を強制的に実行)

カーネル モードのコード署名の手順

Windows 7 と Windows Server 2008 R2 での AppInit DLL