UE-V 2.x の構成の管理
適用対象: User Experience Virtualization 2.0, User Experience Virtualization 2.1
Microsoft User Experience Virtualization (UE-V) 2.0、2.1 または 2.1 SP1 のライフサイクルの過程で、UE-V Agent の構成を管理するだけでなく、設定パッケージ ファイルなどのリソースの保存場所も管理する必要があります。ユーザーと UE-V の対話方法を定義するための会社設定センターの構成など、他のタスクの実行が必要になる場合もあります。以下のトピックでは、これらの UE-V リソースを管理するためのガイダンスについて説明します。
グループ ポリシー オブジェクトによる UE-V 2.x の構成
グループ ポリシー オブジェクトを使用して、UE-V がコンピューターの設定を同期する方法が定義された設定を変更できます。
グループ ポリシー オブジェクトによる UE-V 2 の構成
System Center Configuration Manager 2012 での UE-V 2.x の構成
System Center 2012 Configuration Manager では、UE-V 2 構成パックを使用して UE-V Agent を管理できます。
System Center Configuration Manager 2012 による UE-V 2.x の構成
PowerShell と WMI による UE-V 2.x の管理
UE-V には、多様な Windows PowerShell タスクを実行できる UE-V コマンドレットが用意されています。
Windows PowerShell および WMI による UE-V 2.x の管理
UE-V 2.x 用の会社設定センターの構成
UE-V Agent を使用してインストールされる会社設定センターを構成し、ユーザーと UE-V の対話方法を定義できます。
UE-V 2.x 用の構成設定の例
UE-V の構成設定の例をいくつか示します
設定の保存パス: UE-V 設定を保存するファイル共有の場所を指定します。
設定テンプレート カタログのパス: 新しい設定場所テンプレートを確認する場所を定義する汎用名前付け規則 (UNC) のパスを指定します。
Microsoft テンプレートの登録: インストール時に既定の Microsoft テンプレートを登録するかどうかを指定します。
同期方法: UE-V が同期プロバイダーまたは "none" を使用するかどうかを指定します。"SyncProvider" は、ネットワークから切断されているコンピューターをサポートします。"None" は、コンピューターが常にネットワークに接続されている場合に適用されます。同期方法の詳細については、「UE-V 2.x の同期方法」をご覧ください。
同期のタイムアウト: 設定の保存場所からユーザー設定を取得するときに、コンピューターが待機するタイムアウトまでの時間 (ミリ秒) を指定します。
同期の有効化: UE-V 設定の同期が有効か無効かを指定します。
最大パッケージ サイズ: UE-V Agent が警告を報告する設定パッケージファイルのしきい値サイズ (バイト) を指定します。
Windows アプリの設定を同期しない: UE-V が Windows アプリを同期しないことを指定します。
最初のユーザー通知の有効化/無効化: ユーザーのコンピューターで UE-V Agent が初めて実行したときに UE-V がダイアログ ボックスを表示するかどうかを指定します。
トレイ アイコンの有効化/無効化: UE-V が通知領域のアイコンおよびそれに関連付けられている通知を表示するかどうかを指定します。アイコンは、会社設定センターへのリンクを提供します。
カスタム連絡先 IT ハイパーリンク: 会社設定センターでの連絡先 IT ハイパーリンクのパス、テキスト、説明を定義します。
UE-V への提案はございますか。
こちらから提案を追加するか、提案に投票してください。UE-V の問題については、「UE-V に関する TechNet フォーラム」を利用してください。
関連項目
概念
UE-V 2.x に必要な機能を展開する
カスタム アプリケーション用の UE-V 2.x の展開