方法: 行追跡を実装する
LightSwitch データベースに行の追跡を実装すると、行レベルのデータをだれが追加または変更したかを追跡できます。 [作成/変更されたプロパティを有効にする] チェック ボックスがオンの場合、ユーザーがデータを変更すると [作成日時]、[作成者]、[更新日時]、および [更新者] の各フィールドがテーブルに自動的に追加されます。
注意
このプロパティは、組み込みデータベースのテーブルのみに使用できます。アタッチされたデータ ソースでは、データ ソース内の行の追跡を実装する必要があります。
[作成日時] フィールドおよび [更新日時] フィールドでは、DateTimeOffset カスタム データ型が使用されます。この型には、世界協定時刻 (UTC) を基準とする相対的な日時が格納されます。 [作成者] フィールドと [更新] フィールドでは、Person カスタム データ型が使用されます。 これら 4 つのフィールドは、データ デザイナーでは非表示ですが、必要に応じて画面に表示できるように、画面デザイナーに表示されます。
行の追跡を実装すると、[現在のユーザー] のグローバル値を使用して、特定のユーザーに基づくデータをフィルターで選択できます。 たとえば、ユーザーが作成したレコードのみを表示することができます。
行の追跡を実装するには
ソリューション エクスプローラーで、エンティティまたはテーブルのショートカット メニューを表示し、[開く] を選択します。
データ デザイナーのパースペクティブ バーで、[サーバー] タブをクリックします。
[プロパティ] ウィンドウで、[作成/変更されたプロパティを有効にする] チェック ボックスをオンにします。
注意
新しいテーブルでは、このチェック ボックスは既定でオンになります。
現在のユーザーに基づく行をフィルターで選択するには
データ デザイナーのパースペクティブ バーで、[サーバー] タブをクリックします。
ツール バーの [クエリ] をクリックします。
クエリ デザイナーで [フィルターの追加] リンクをクリックします。
2 番目の一覧で [作成者] をクリックします。
4 番目の一覧で [全体] をクリックします。
5 番目の一覧で [現在のユーザー] をクリックします。
参照
処理手順
方法: LightSwitch 内部データベースにテーブルを追加する