MBAM 2.5 サーバー機能の構成の確認
適用対象: Microsoft BitLocker Administration and Monitoring 2.5, Microsoft BitLocker Administration and Monitoring 2.5 SP1
Microsoft BitLocker Administration and Monitoring (MBAM) 2.5 サーバー機能の展開を終えたら、その展開を検証して、すべての機能が正常に構成されていることを確認することをお勧めします。展開したトポロジ (スタンドアロンまたは System Center Configuration Manager 統合) に合った手順を使用してください。
スタンドアロン トポロジにおける MBAM サーバーの展開の検証
スタンドアロン トポロジにおける MBAM サーバーの展開を検証するには、次の手順を使用します。
スタンドアロン MBAM サーバーの展開を検証するには
MBAM 機能が展開された各サーバーで、[コントロール パネル] > [プログラム] > [プログラムと機能] の順にクリックします。[プログラムと機能] の一覧に [Microsoft BitLocker Administration and Monitoring] が表示されていることを確認します。
注意
検証を行うには、各サーバーのローカル コンピューターの管理者資格情報を持つドメイン アカウントを使用する必要があります。
回復データベースが構成されているサーバーで、SQL Server Management Studio を開いて、MBAM 回復とハードウェア データベースが構成されていることを確認します。
準拠と監査データベースが構成されているサーバーで、SQL Server Management Studio を開いて、MBAM 準拠状態データベースが構成されていることを確認します。
レポート機能が構成されているサーバーで、管理者資格情報で Web ブラウザーを開き、SQL Server Reporting Services サイトのホームを参照します。
SQL Server Reporting Services サイトの既定のホームの場所は、次のようになります。
http(s)://< MBAM レポート サーバー名>:<ポート>/Reports.aspx
実際の URL を見つけるには、Reporting Services Configuration Manager ツールを使用し、セットアップ時に指定したインスタンスを選択します。
[Microsoft BitLocker Administration and Monitoring] というレポート フォルダーに [MaltaDataSource] というデータ ソースと言語フォルダーが含まれていることを確認します。このデータ ソースには、言語を表す名前を持つフォルダーが含まれます (en-us など)。その言語フォルダーにレポートが含まれます。
注意
SQL Server Reporting Services (SSRS) が名前付きインスタンスとして構成されている場合は、URL は次のようになります。
http(s)://< MBAM レポート サーバー名>:<ポート>/Reports_<SSRS インスタンス名>注意
Secure Socket Layer (SSL) を使用するように SSRS を構成しなかった場合、MBAM サーバーをインストールするときにレポートの URL は HTTPS ではなく HTTP に設定されます。(ヘルプ デスクとも呼ばれる) Administration and Monitoring Web サイトにアクセスし、レポートを選択すると、"セキュリティで保護されたコンテンツのみ表示" というメッセージが表示されます。レポートを表示するには、[すべてのコンテンツを表示] をクリックします。
Administration and Monitoring Web サイト機能が構成されているサーバーで、[サーバー マネージャー] を実行して [ロール] を参照し、[Web サーバー (IIS)] を選択してから、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー] をクリックします。
[接続] で、<コンピューター名> を参照し、[サイト] をクリックしてから [Microsoft BitLocker Administration and Monitoring] をクリックします。次の項目が表示されていることを確認します。
MBAMAdministrationService
MBAMComplianceStatusService
MBAMRecoveryAndHardwareService
Administration and Monitoring Web サイトとセルフサービス ポータルが構成されているサーバーで、管理者資格情報で Web ブラウザーを開きます。
次の Web サイトを参照し、正常に読み込まれることを確認します。
https(s)://<MBAM 管理サーバー名>:<ポート>/HelpDesk/ - ナビゲーションとレポートのリンクをそれぞれ確認
http(s)://< MBAM 管理サーバー名>:<ポート>/SelfService/
注意
ここでは、ネットワークの暗号化を使用せず、既定のポートでサーバー機能を構成した前提で説明しています。別のポートまたは仮想ディレクトリでサーバー機能を構成した場合は、次のように、URL を変更して適切なポートを含めます。
http(s)://< ホスト名>:<ポート>/HelpDesk/ http(s)://< ホスト名>:<ポート>/<仮想ディレクトリ>/ ネットワークの暗号化を使用してサーバー機能を構成した場合は、http:// を https:// に変更します。次の Web サービスを参照し、正常に読み込まれることを確認します。ページが開いてサーバーが実行中であることが示されるものの、ページにはメタデータは表示されません。
http(s)://< MBAM 管理サーバー名>:<ポート>/MBAMAdministrationService/AdministrationService.svc
http(s)://< MBAM 管理サーバー名>:<ポート>/MBAMUserSupportService/UserSupportService.svc
http(s)://< MBAM 管理サーバー名>:<ポート>/MBAMComplianceStatusService/StatusReportingService.svc
http(s)://< MBAM 管理サーバー名>:<ポート>/MBAMRecoveryAndHardwareService/CoreService.svc
MBAM 統合トポロジにおける Configuration Manager サーバーの展開の検証
MBAM 統合トポロジにおける Configuration Manager の展開を検証するには、次の手順を使用します。使用する Configuration Manager のバージョンに合った検証手順を完了してください。
MBAM での System Center 2012 Configuration Manager サーバーの展開の検証
MBAM と MBAM を使用しているときに System Center 2012 Configuration Manager サーバーの展開を検証するには、次の手順を使用します。
Configuration Manager 統合 MBAM サーバー展開を検証するには - System Center 2012 Configuration Manager
System Center 2012 Configuration Manager が展開されているサーバーで、コントロール パネルの [プログラムと機能] を開き、Microsoft BitLocker Administration and Monitoring が表示されることを確認します。
注意
構成を確認するには、各サーバーのローカル コンピューターの管理者資格情報を持つドメイン アカウントを使用する必要があります。
Configuration Manager コンソールで、[資産とコンプライアンス] ワークスペース、[デバイス コレクション] の順にクリックし、[MBAM サポート対象のコンピューター] という新しいコレクションが表示されることを確認します。
Configuration Manager コンソールで、[監視] ワークスペース、[レポート]、[レポート]、[MBAM] の順にクリックします。
MBAM フォルダーに各言語を表す名前のサブフォルダーが含まれていることと、次のレポートが各言語サブフォルダーにあることを確認します。
BitLocker コンピューターの準拠
BitLocker エンタープライズ準拠ダッシュボード
BitLocker エンタープライズ準拠の詳細
BitLocker エンタープライズ準拠の概要
Configuration Manager コンソールで、[資産とコンプライアンス] ワークスペース、[コンプライアンス設定]、[構成基準] の順にクリックし、構成基準の [BitLocker による保護] が表示されることを確認します。
Configuration Manager コンソールで、[資産とコンプライアンス] ワークスペース、[コンプライアンス設定]、[構成項目] の順にクリックし、次の新しい構成項目が表示されることを確認します。
BitLocker による固定データ ドライブ保護
BitLocker によるオペレーティング システム ドライブの保護
MBAM での Configuration Manager 2007 サーバーの展開の検証
MBAM と MBAM を使用しているときに Configuration Manager 2007 サーバーの展開を検証するには、次の手順を使用します。
Configuration Manager 統合 MBAM サーバー展開を検証するには - Configuration Manager 2007
Configuration Manager 2007 が展開されているサーバーで、コントロール パネルの [プログラムと機能] を開き、Microsoft BitLocker Administration and Monitoring が表示されることを確認します。
注意
構成を確認するには、各サーバーのローカル コンピューターの管理者資格情報を持つドメイン アカウントを使用する必要があります。
Configuration Manager コンソールで、[サイト データベース] (<サイト コード> - <サーバー名>、<サイト名>)、[コンピューターの管理] の順にクリックし、[MBAM サポート対象のコンピューター] という新しいコレクションが表示されることを確認します。
Configuration Manager コンソールで、[レポート] > [レポート サービス] < \\>[サーバー名]> > [レポート フォルダー] > [MBAM] の順にクリックします。
MBAM フォルダーに各言語を表す名前のサブフォルダーが含まれていることと、次のレポートが各言語サブフォルダーにあることを確認します。
BitLocker コンピューターの準拠
BitLocker エンタープライズ準拠ダッシュボード
BitLocker エンタープライズ準拠の詳細
BitLocker エンタープライズ準拠の概要
Configuration Manager コンソールで、[必要な構成管理]、[構成基準] の順にクリックし、構成基準の [BitLocker による保護] が表示されることを確認します。
Configuration Manager コンソールで、[必要な構成管理]、[構成項目] の順にクリックし、次の新しい構成項目が表示されることを確認します。
BitLocker による固定データ ドライブ保護
BitLocker によるオペレーティング システム ドライブの保護
MBAM への提案はございますか。
こちらから提案を追加するか、提案に投票してください。MBAM の問題については、「MBAM に関する TechNet フォーラム」を利用してください。