DataGridColumnStyle.Commit メソッド
派生クラスでオーバーライドされると、編集プロシージャを完了する要求を実行します。
Protected Friend MustOverride Function Commit( _
ByVal dataSource As CurrencyManager, _ ByVal rowNum As Integer _) As Boolean
[C#]
protected internal abstract bool Commit(CurrencyManagerdataSource,introwNum);
[C++]
protected public: virtual bool Commit(CurrencyManager* dataSource,introwNum) = 0;
[JScript]
protected internal abstract function Commit(
dataSource : CurrencyManager,rowNum : int) : Boolean;
パラメータ
- dataSource
DataGridColumnStyle の CurrencyManager 。 - rowNum
編集されている行の番号。
戻り値
編集プロシージャが正常にコミットされた場合は true 。それ以外の場合は false 。
解説
継承時の注意: Commit メソッドは、 DataGridColumnStyle クラスから派生したクラスによって、クラスの編集状態をリセットするために使用されます。たとえば、 DataGridColumnStyle で編集コントロールを管理しているときに、フォーカスを与えるために使用します。詳細については、 ConcedeFocus メソッドのトピックを参照してください。
DataGridColumnStyle が編集を完了する要求を受け取ると、 Commit メソッドを呼び出します。エラーなしで実行できない場合は、 false を返します。
Commit メソッドは、 System.Windows.Forms.DataGrid コントロールのパブリック メソッド OnMouseDown によって呼び出されます。このメソッドは、現在の行が変更されるときなど、他のプライベート メソッドによって呼び出されることもあります。
使用例
[Visual Basic] Commit メソッドのオーバーライド例を次に示します。コードで SetColumnValueAtRow メソッドを呼び出してから、列がまだ編集中かどうかを他の関数で判断できる変数を設定します。さらに、コードで Invalidate メソッドを呼び出してコントロールを再描画します。最後に、変更がコミットされたことを示す true が関数によって返されます。
Protected Overrides Function Commit(dataSource As System.Windows.Forms.CurrencyManager, rowNum As Integer) As Boolean
SetColumnValueAtRow(dataSource, rowNum, currentValue)
isEditing = False
Invalidate
Commit = True
End Function
[C#, C++, JScript] C#、C++、および JScript のサンプルはありません。Visual Basic のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタ ボタン をクリックします。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
参照
DataGridColumnStyle クラス | DataGridColumnStyle メンバ | System.Windows.Forms 名前空間 | Edit | SetColumnValueAtRow