次の方法で共有


DataGrid.AlternatingItemStyle プロパティ

DataGrid コントロールの交互の項目のスタイル プロパティを取得します。

Public Overridable ReadOnly Property AlternatingItemStyle As _
   TableItemStyle
[C#]
public virtual TableItemStyle AlternatingItemStyle {get;}
[C++]
public: __property virtual TableItemStyle*
   get_AlternatingItemStyle();
[JScript]
public function get AlternatingItemStyle() : TableItemStyle;

プロパティ値

DataGrid の交互の項目のスタイル プロパティを表す TableItemStyle オブジェクト。既定値は空の TableItemStyle オブジェクトです。

解説

AlternatingItemStyle プロパティを使用して、 DataGrid コントロールの交互の項目のカスタム スタイルを指定します。調整できる共通スタイル属性には、前景色、背景色、フォント、セル内の内容の配置などがあります。異なるスタイルを指定すると、 DataGrid コントロールの外観が詳細に設定されます。

DataGrid コントロールの項目スタイル プロパティは、優先順位に従って、ある項目スタイル プロパティから別の項目スタイル プロパティへと継承されます。優先順位の高い項目スタイル プロパティは、優先順位が低い項目スタイル プロパティの値を継承します。たとえば、 ItemStyle プロパティに赤いフォントを指定すると、 DataGrid コントロールの他のすべての項目スタイル プロパティにも赤いフォントが設定されます。これにより、単一の項目スタイル プロパティを設定するだけで、コントロールの全体的な外観に統一感を持たせることができます。優先順位の高い項目スタイル プロパティが継承したスタイル設定を無効にする場合は、そのスタイル プロパティに独自の値を設定します。たとえば、 AlternatingItemStyle プロパティに青いフォントを指定して、 ItemStyle プロパティで指定した赤いフォントをオーバーライドできます。優先順位を高い方から低い方への順序で次の表に示します。

優先順位 スタイル プロパティ
1 EditItemStyle
2 SelectedItemStyle
3 AlternatingItemStyle
4 ItemStyle
5 ControlStyle

交互の項目のカスタム スタイルを指定するには、 <AlternatingItemStyle> タグを DataGrid コントロールの開始タグと終了タグの間に配置します。その後、 <AlternatingItemStyle> の開始タグ内にスタイル属性のリストを記述できます。

必要条件

プラットフォーム: Windows 2000, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

DataGrid クラス | DataGrid メンバ | System.Web.UI.WebControls 名前空間 | TableItemStyle | Style