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IPermission インターフェイス

アクセス許可の種類によって実装されるメソッドを定義します。

この型のすべてのメンバの一覧については、IPermission メンバ を参照してください。

System.Security.ISecurityEncodable
   System.Security.IPermission

Public Interface IPermission
   Inherits ISecurityEncodable
[C#]
public interface IPermission : ISecurityEncodable
[C++]
public __gc __interface IPermission : public ISecurityEncodable
[JScript]
public interface IPermission implements ISecurityEncodable

IPermission を実装するクラス

クラス 説明
CodeAccessPermission すべてのコード アクセス許可の基になる構造体を定義します。
PrincipalPermission 宣言セキュリティ アクションと強制セキュリティ アクションの両方のために定義された言語構成要素を使用して、アクティブ プリンシパル (IPrincipal のトピックを参照) をチェックできるようにします。このクラスは継承できません。

解説

共通言語ランタイムのアクセス許可は、指定したリソースごとにセキュリティを設定できる一連の操作を記述したオブジェクトです。アクセス許可オブジェクトは、セキュリティ制御の対象になる操作またはアクセスについて記述します。アクセス権や操作の実行権限を表すものではありません。アクセス許可は、アプリケーション コードと .NET Framework セキュリティ システムの両方で次のように使用されます。

  • コードが、そのコードを実行するために必要なアクセス許可を要求します。
  • セキュリティ システム ポリシーが、実行するためのアクセス許可をそのコードに与えます。
  • コードは呼び出しコードにアクセス許可を要求します。
  • コードは Assert、Deny、Permit-only を使用して、セキュリティ スタックをオーバーライドします。

メモ   新しいアクセス許可を記述する場合は、このインターフェイスをクラスに実装する必要があります。

必要条件

名前空間: System.Security

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

IPermission メンバ | System.Security 名前空間