FirstMatchCodeGroup クラス

コード グループのポリシー ステートメントと、一致した最初の子コード グループのポリシー ステートメントの和集合によってセキュリティ ポリシーを定義できます。このクラスは継承できません。

この型のすべてのメンバの一覧については、FirstMatchCodeGroup メンバ を参照してください。

System.Object
   System.Security.Policy.CodeGroup
      System.Security.Policy.FirstMatchCodeGroup

<Serializable>
NotInheritable Public Class FirstMatchCodeGroup   Inherits CodeGroup
[C#]
[Serializable]
public sealed class FirstMatchCodeGroup : CodeGroup
[C++]
[Serializable]
public __gc __sealed class FirstMatchCodeGroup : public CodeGroup
[JScript]
public
   Serializable
class FirstMatchCodeGroup extends CodeGroup

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

解説

コード グループは、コード アクセス セキュリティ ポリシーのビルド ブロックです。各ポリシー レベルは、ルート コード グループで構成され、子コード グループを含めることができます。各子コード グループがそれぞれに子コード グループを持つことができます。この機能は任意の数のレベルに拡張され、コード グループのツリーが形成されていきます。各コード グループには、特定のアセンブリの証拠に基づいて、そのアセンブリがそのコード グループに所属しているかどうかを判断するメンバシップ条件があります。指定されたアセンブリとメンバシップ条件が一致するコード グループ、およびそれらの子コード グループだけがポリシーを適用します。

コード グループと同様に、 FirstMatchCodeGroup は、メンバシップ条件がアセンブリの証拠に一致した場合にだけ適用されます。一致した場合は、各子コード グループのメンバシップ条件が順番にテストされ、最初に一致した時点でテストは停止します。 FirstMatchCodeGroup の結果は、ルート コード グループのポリシー ステートメントと、最初に一致したコード グループの子コード グループのポリシー ステートメントの和集合になります。

FirstMatchCodeGroup は、ドメイン ポリシーを設定するためにアプリケーション ドメインのホストでプログラムにより使用されます。

必要条件

名前空間: System.Security.Policy

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

FirstMatchCodeGroup メンバ | System.Security.Policy 名前空間 | コード グループ