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SecurityAction 列挙体

宣言セキュリティを使用して実行できるセキュリティ アクションを指定します。

<Serializable>
Public Enum SecurityAction
[C#]
[Serializable]
public enum SecurityAction
[C++]
[Serializable]
__value public enum SecurityAction
[JScript]
public
   Serializable
enum SecurityAction

解説

セキュリティ アクションが実行されるタイミングと、各アクションでサポートされている操作対象を示します。

セキュリティ アクションの宣言 アクションが実行されるタイミング サポートされている操作対象
LinkDemand ジャスト イン タイム コンパイル時 クラス、メソッド
InheritanceDemand 読み込み時 クラス、メソッド
Demand 実行時 クラス、メソッド
Assert 実行時 クラス、メソッド
Deny 実行時 クラス、メソッド
PermitOnly 実行時 クラス、メソッド
RequestMinimum 要求が許可された時点 アセンブリ
RequestOptional 要求が許可された時点 アセンブリ
RequestRefuse 要求が許可された時点 アセンブリ

属性ターゲットの詳細については、 Attribute のトピックを参照してください。

メンバ

メンバ名 説明
Assert スタック内の上位にある呼び出し元に現在のアクセス許可オブジェクトによって識別されているリソースへのアクセス許可がない場合でも、呼び出しコードがそのリソースにアクセスできます。詳細については、「 Assert 」を参照してください。
Demand スタック内の上位にあるすべての呼び出し元に、現在のアクセス許可オブジェクトによって指定されているアクセス許可が与えられている必要があります。詳細については、「 セキュリティ確認要求 」を参照してください。
Deny 呼び出し元に現在のアクセス許可オブジェクトによって指定されているリソースにアクセスする許可が与えられていても、そのリソースへの呼び出し元からのアクセスは拒否されます。詳細については、「 Deny 」を参照してください。
InheritanceDemand クラスを継承する派生クラスやメソッドをオーバーライドする派生クラスに、指定したアクセス許可が与えられている必要があります。
LinkDemand 直前の呼び出し元に、指定したアクセス許可が与えられている必要があります。

宣言セキュリティおよびリンク確認要求の詳細については、「 クラスおよびメンバのスコープで使用される宣言セキュリティ 」を参照してください。

PermitOnly このアクセス許可オブジェクトによって指定されているリソースだけにアクセスできます。これ以外のリソースへのアクセス許可がコードに与えられている場合でも同様です。詳細については、「 PermitOnly 」を参照してください。
RequestMinimum コードを実行するために必要な最低限のアクセス許可に対する要求。このアクションは、アセンブリのスコープ内でだけ使用できます。
RequestOptional 省略可能な (実行するために必須ではない) 追加のアクセス許可に対する要求。このアクションは、アセンブリのスコープ内でだけ使用できます。
RequestRefuse 不正使用される可能性があるアクセス許可を呼び出しコードに与えないようにする要求。このアクションは、アセンブリのスコープ内でだけ使用できます。

必要条件

名前空間: System.Security.Permissions

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

System.Security.Permissions 名前空間