IIdentityPermissionFactory インターフェイス
新しい ID アクセス許可を作成するメソッドを定義します。
この型のすべてのメンバの一覧については、IIdentityPermissionFactory メンバ を参照してください。
Public Interface IIdentityPermissionFactory
[C#]
public interface IIdentityPermissionFactory
[C++]
public __gc __interface IIdentityPermissionFactory
[JScript]
public interface IIdentityPermissionFactory
IIdentityPermissionFactory を実装するクラス
クラス | 説明 |
---|---|
Publisher | ポリシー評価のための証拠として、コード アセンブリの Authenticode X.509v3 デジタル署名を提供します。このクラスは継承できません。 |
Site | ポリシー評価のための証拠として、コード アセンブリの開始位置の Web サイトを提供します。このクラスは継承できません。 |
StrongName | ポリシー評価の証拠としてコード アセンブリの厳密な名前を提供します。このクラスは継承できません。 |
Url | ポリシーを評価するための証拠として、コード アセンブリの発生元の URL を提供します。このクラスは継承できません。 |
Zone | ポリシーを評価するための証拠として、コード アセンブリのセキュリティ ゾーンを提供します。このクラスは継承できません。 |
解説
証拠の種類によっては、その証拠に対応したアセンブリに与えられる ID アクセス許可があります。この ID アクセス許可を使用すると、他のコードで ID 要求を作成して、証拠の特定の箇所を持つコードだけが要求にパスするようにできます。たとえば、呼び出し元が特定の厳密な名前を持つことを要求できます。この場合は、その厳密な名前を持つ呼び出し元だけが要求にパスします。証拠オブジェクトに IIdentityPermissionFactory を実装すると、.NET Framework セキュリティ システムで呼び出すことができる CreateIdentityPermission を実装して、証拠の一部を表す ID アクセス許可を取得できます。ポリシーの解決中に、セキュリティ システムにより、 IIdentityPermissionFactory を実装するすべての証拠オブジェクトでそのメソッドが呼び出され、適切なアセンブリに結果の ID アクセス許可が与えられます。
必要条件
名前空間: System.Security.Policy
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)
参照
IIdentityPermissionFactory メンバ | System.Security.Policy 名前空間 | Evidence | セキュリティ ポリシーの管理