次の方法で共有


FileSystemWatcher.InternalBufferSize プロパティ

内部バッファのサイズを取得または設定します。

Public Property InternalBufferSize As Integer
[C#]
public int InternalBufferSize {get; set;}
[C++]
public: __property int get_InternalBufferSize();public: __property void set_InternalBufferSize(int);
[JScript]
public function get InternalBufferSize() : int;public function set InternalBufferSize(int);

プロパティ値

内部バッファ サイズ。既定値は 8,192 (8K) です。

解説

バッファは 4,096 (4K) を超える任意の値に設定できますが、パフォーマンスを最適化するために Intel ベース コンピュータでは 4K の倍数にしてください。

システムは、ファイルの変更をコンポーネントに通知し、コンポーネントが作成するバッファにその変更を格納して、Win32 アプリケーション プログラミング インターフェイス (API: Application Programming Interface) に渡します。短時間に多くの変更が発生すると、バッファがオーバーフローすることがあります。これにより、コンポーネントはディレクトリの変更は追跡せず、ブランケットの通知だけを行います。バッファのサイズを大きくすると、そのメモリはディスクにスワップ アウトできない非ページ メモリから割り当てられるため、負荷は大きくなります。そのため、バッファはできるだけ小さくしてください。バッファのオーバーフローを防ぐには、 NotifyFilter プロパティと IncludeSubdirectories プロパティを使用して、不必要な変更通知をフィルタで排除します。

内部バッファがオーバーフローした場合、コンポーネントは Error イベントを発生させます。

必要条件

プラットフォーム: Windows NT Server 4.0, Windows NT Workstation 4.0, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

FileSystemWatcher クラス | FileSystemWatcher メンバ | System.IO 名前空間 | NotifyFilter | OnError | Filter | IncludeSubdirectories | InternalBufferOverflowException