SoapServerFormatterSinkProvider クラス

SoapFormatter を使用するサーバー フォーマッタ チャネル シンク プロバイダの実装を提供します。

この型のすべてのメンバの一覧については、SoapServerFormatterSinkProvider メンバ を参照してください。

System.Object
   System.Runtime.Remoting.Channels.SoapServerFormatterSinkProvider

Public Class SoapServerFormatterSinkProvider
   Implements IServerFormatterSinkProvider, _
   IServerChannelSinkProvider
[C#]
public class SoapServerFormatterSinkProvider :
   IServerFormatterSinkProvider, IServerChannelSinkProvider
[C++]
public __gc class SoapServerFormatterSinkProvider : public
   IServerFormatterSinkProvider, IServerChannelSinkProvider
[JScript]
public class SoapServerFormatterSinkProvider implements
   IServerFormatterSinkProvider, IServerChannelSinkProvider

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

解説

チャネル シンクは、 IServerChannelSinkProvider インターフェイスの実装をとおしてサーバー チャネルに接続されます。すべてのリモート処理サーバー チャネルは、パラメータとして IServerChannelSinkProvider をとるコンストラクタを提供します。

チャネル シンク プロバイダはチェインに格納されます。外部のチャネル シンク プロバイダをチャネル コンストラクタに渡す場合は、その前にすべてのチャネル シンク プロバイダを 1 つのチェインにまとめます。この処理を実行できるようにするために、 IServerChannelSinkProvider は Next というプロパティを提供します。

複数のチャネル シンク プロバイダが構成ファイルで指定されている場合、リモート処理インフラストラクチャは、構成ファイルに出現する順序でそれらのプロバイダをチェインに含めます。チャネル シンク プロバイダとチャネルは、 RemotingConfiguration.Configure 呼び出し中に作成されます。

フォーマッタ シンクは、シンク構成プロパティを使用して、実行時にチャネルを構成します。シンク プロパティは、構成ファイルで指定したり、 IDictionary 内でプログラムによって指定したりできます。構成ファイルではすべての値が文字列によって表されますが、 IDictionary プロパティをプログラムによって構築する場合は、値型をネイティブな値または文字列で指定できます。

現在のシンクに指定できるシンク構成プロパティを次の表に示します。

プロパティ	説明
includeVersions	true または false 。フォーマッタにバージョン情報が含まれるかどうかを指定します。

必要条件

名前空間: System.Runtime.Remoting.Channels

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: System.Runtime.Remoting (System.Runtime.Remoting.dll 内)

参照

SoapServerFormatterSinkProvider メンバ | System.Runtime.Remoting.Channels 名前空間 | チャネルおよびフォーマッタの構成プロパティ | シンクとシンク チェイン