IComponentChangeService.OnComponentChanging メソッド
コンポーネント変更サービスに対して、特定のコンポーネントがこれから変更されることを通知します。
名前空間: System.ComponentModel.Design
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文
'宣言
Sub OnComponentChanging ( _
component As Object, _
member As MemberDescriptor _
)
'使用
Dim instance As IComponentChangeService
Dim component As Object
Dim member As MemberDescriptor
instance.OnComponentChanging(component, member)
void OnComponentChanging (
Object component,
MemberDescriptor member
)
void OnComponentChanging (
Object^ component,
MemberDescriptor^ member
)
void OnComponentChanging (
Object component,
MemberDescriptor member
)
function OnComponentChanging (
component : Object,
member : MemberDescriptor
)
パラメータ
- component
変更されようとしているコンポーネント。
- member
変更されようとしているメンバ。変更が単一のメンバに関連していない場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing) になります。
解説
このメソッドは、ComponentChanging イベントを発生させます。
.NET Framework SDK に同梱されているほとんどのデザイナと Visual Studio .NET デザイン時環境は、通常このイベントを自動的に発生させます。このため、ほとんどの場合、このメソッドを明示的に呼び出す必要はありません。PropertyDescriptor を使用してプロパティ値を変更したり、IDesignerHost コンテナに対してコンポーネントを追加または削除したりすると、適切な IComponentChangeService イベントが自動的に発生します。
実装時の注意 このメソッドは、プロパティを変更できない場合は例外をスローします。このメソッドが用意されているのは、特定のプロパティの値を検証するためではありません。むしろ、コンポーネントが変更されないようにするグローバルな方法を提供するために用意されています。たとえば、デザイナ ファイルがソース コード管理にチェックインされている場合、このイベントのハンドラは、ユーザーがそのファイルのチェックアウトを拒否した場合に例外をスローします。
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
バージョン情報
.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
参照
関連項目
IComponentChangeService インターフェイス
IComponentChangeService メンバ
System.ComponentModel.Design 名前空間
MemberDescriptor クラス