Socket.Listen メソッド
Socket を待機状態にします。
Public Sub Listen( _
ByVal backlog As Integer _)
[C#]
public void Listen(intbacklog);
[C++]
public: void Listen(intbacklog);
[JScript]
public function Listen(
backlog : int);
パラメータ
- backlog
保留中の接続のキューの最大長。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
SocketException | ソケットへのアクセスを試みているときにエラーが発生しました。詳細については、「解説」を参照してください。 |
ObjectDisposedException | Socket は閉じられています。 |
解説
Listen により、コネクション指向の Socket が受信接続の試行を待機するようになります。受信キューに置かれる受信接続数は、 backlog パラメータが指定します。指定できる最大接続数を判断するには、 MaxConnections 値を取得します。 Listen はブロックしません。
SocketException が発生した場合は、 ErrorCode を使用して具体的なエラー コードを取得してください。このコードを取得したら、Windows Socket Version 2 API エラー コードのマニュアルから、エラーの詳細情報を確認できます。これは MSDN から入手できます。キューからの接続を受け入れるには、 Accept または BeginAccept を使用します。
メモ Listen の前に Bind メソッドを呼び出す必要があります。呼び出さないと、 Listen は SocketException をスローします。
使用例
[Visual Basic, C#, C++] Socket を使用して受信接続を待機する例を次に示します。
' Allows a queue of 10 connections.
aSocket.Listen(10)
If Not aSocket.Connected Then
Console.WriteLine("Winsock error: " _
+ Convert.ToString(System.Runtime.InteropServices.Marshal.GetLastWin32Error()))
End If
[C#]
// Allows a queue of 10 connections.
aSocket.Listen(10);
if (!aSocket.Connected) {
Console.WriteLine("Winsock error: "
+ Convert.ToString(System.Runtime.InteropServices.Marshal.GetLastWin32Error()));
}
[C++]
// Allows a queue of 10 connections.
aSocket->Listen(10);
if (!aSocket->Connected) {
Console::WriteLine(S"Winsock error: {0}", Convert::ToString(System::Runtime::InteropServices::Marshal::GetLastWin32Error()));
}
[JScript] JScript のサンプルはありません。Visual Basic、C#、および C++ のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタ ボタン をクリックします。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET, Common Language Infrastructure (CLI) Standard
参照
Socket クラス | Socket メンバ | System.Net.Sockets 名前空間 | MaxConnections | Accept | Bind