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OdbcDataAdapter.RowUpdated イベント

メモ : この名前空間、クラス、およびメンバは、.NET Framework Version 1.1 だけでサポートされています。

更新操作中に、データ ソースに対してコマンドが実行された後に発生します。

Public Event RowUpdated As OdbcRowUpdatedEventHandler
[C#]
public event OdbcRowUpdatedEventHandler RowUpdated;
[C++]
public: __event OdbcRowUpdatedEventHandler* RowUpdated;

[JScript] JScript では、このクラスで定義されているイベントを処理できます。ただし、独自に定義することはできません。

イベント データ

イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、OdbcRowUpdatedEventArgs 型の引数を受け取りました。次の OdbcRowUpdatedEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。

プロパティ 説明
Command Update の呼び出し時に実行される OdbcCommand を取得します。
Errors (RowUpdatedEventArgs から継承されます) Command の実行時に .NET Framework データ プロバイダが生成したエラーを取得します。
RecordsAffected (RowUpdatedEventArgs から継承されます) SQL ステートメントによって変更、挿入、または削除された行の数を取得します。
Row (RowUpdatedEventArgs から継承されます) Update を通じて送信された DataRow を取得します。
StatementType (RowUpdatedEventArgs から継承されます) 実行された SQL ステートメントの種類を取得します。
Status (RowUpdatedEventArgs から継承されます) Command プロパティの UpdateStatus を取得します。
TableMapping (RowUpdatedEventArgs から継承されます) Update を通じて送信された DataTableMapping を取得します。

解説

Update を使用すると、データ行が更新されるたびに 2 つのイベントが発生します。次の順序で処理が実行されます。

  1. DataRow 内の値が、パラメータ値に移動されます。
  2. OnRowUpdating イベントが発生します。
  3. コマンドが実行されます。
  4. コマンドが FirstReturnedRecord に設定されている場合は、最初に返された結果が DataRow に格納されます。
  5. 出力パラメータがある場合は、それが DataRow に格納されます。
  6. OnRowUpdated イベントが発生します。
  7. AcceptChanges が呼び出されます。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

OdbcDataAdapter クラス | OdbcDataAdapter メンバ | System.Data.Odbc 名前空間