IBindingList.AddNew メソッド
リストに新しい項目を追加します。
Function AddNew() As Object
[C#]
object AddNew();
[C++]
Object* AddNew();
[JScript]
function AddNew() : Object;
戻り値
リストに追加する項目。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
NotSupportedException | このメソッドはサポートされていません。 |
解説
このメソッドは、 AllowNew が true の場合にだけサポートされます。それ以外の場合は、 NotSupportedException がスローされます。
このメソッドを実装するということは、 IBindingList リストに追加されるオブジェクトの型と、その型の新しいインスタンスを作成する方法について、リストが認識していることが必要だということです。たとえば、 myCustomer
オブジェクトのコレクションがある場合、 AddNew メソッドは、新しい myCustomer
オブジェクトをリストに追加します。
メモ このリスト内のオブジェクトが IEditableObject インターフェイスを実装している場合、 CancelEdit メソッドを呼び出すと、オブジェクトが AddNew メソッドを使用して作成されている場合は、そのオブジェクトがリストに追加されるのではなく、破棄されます。オブジェクトは、 IEditableObject.EndEdit メソッドが呼び出された場合にだけリストに追加されます。したがって、オブジェクトとリストを慎重に同期する必要があります。
このメソッドを呼び出す場合は、適切なインデックスの付いた ItemAdded 列挙体を使用して ListChanged イベントを発生させてください。追加した新しい行は、DataGrid コントロールで Esc キーを押すと削除できる状態にあります。この行で ItemAdded 列挙体を使用して 2 回目に ListChanged イベントを発生させると、その項目が (new 状態ではなく) 通常の行になったことが示されます。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
参照
IBindingList インターフェイス | IBindingList メンバ | System.ComponentModel 名前空間