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PrincipalPolicy 列挙体

アプリケーション ドメインに対してプリンシパル オブジェクトと ID オブジェクトをどのように作成するかを指定します。既定値は UnauthenticatedPrincipal です。

<Serializable>
Public Enum PrincipalPolicy
[C#]
[Serializable]
public enum PrincipalPolicy
[C++]
[Serializable]
__value public enum PrincipalPolicy
[JScript]
public
   Serializable
enum PrincipalPolicy

解説

パフォーマンス上の理由から、既定のプリンシパル オブジェクトと ID オブジェクトは必要でない限りは作成されません。プリンシパルが現在のスレッドに明示的に追加された場合は、既定のプリンシパルは作成されず、そのプリンシパル ポリシー設定は無視されます。

信頼性の高いホストは、 AppDomainSetPrincipalPolicy メソッドを使用してプリンシパル ポリシーに別の値を指定することにより、既定のプリンシパル ポリシーをオーバーライドできます。

メンバ

メンバ名 説明
NoPrincipal プリンシパル オブジェクトまたは ID オブジェクトは作成されません。
UnauthenticatedPrincipal 認証されていないエンティティに対するプリンシパル オブジェクトと ID オブジェクトが作成されます。認証されていないエンティティの Name は空の文字列 ("") に設定され、 IsAuthenticatedfalse に設定されます。
WindowsPrincipal 現在の実行スレッドに関連付けられているオペレーティング システム トークンを反映するプリンシパル オブジェクトと ID オブジェクトが作成され、関連付けられているオペレーティング システム グループがロールに割り当てられます。

必要条件

名前空間: System.Security.Principal

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

System.Security.Principal 名前空間