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Hash クラス

アセンブリのハッシュ値に関する証拠を提供します。このクラスは継承できません。

この型のすべてのメンバの一覧については、Hash メンバ を参照してください。

System.Object
   System.Security.Policy.Hash

<Serializable>
NotInheritable Public Class Hash   Implements ISerializable
[C#]
[Serializable]
public sealed class Hash : ISerializable
[C++]
[Serializable]
public __gc __sealed class Hash : public ISerializable
[JScript]
public
   Serializable
class Hash implements ISerializable

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

解説

ハッシュ値は、特定のバイトセットに対応する一意の値を表します。名前、バージョン、またはその他の指定によってアセンブリを表すよりも、ハッシュ値の方が明確にアセンブリを示します。まったく異なるコードに同じ名前が付いていることがまれにあり、そのような場合に名前の衝突が起こります。異なる種類のコードが、誤って同じバージョンでマークされている場合があります。しかし、ハッシュ値は、1 つのビットを変更するだけで、まったく異なる値になります。

ハッシュ値は、デジタル署名を使用しないポリシーで特定のアセンブリを参照するための暗号的に安全な方式です。セキュリティ設定されたハッシュ アルゴリズムは、偶然または悪意によって、同一のハッシュ値を持つ異なるアセンブリが計算上生成できないように設計されています。既定では、 SHA1 ハッシュ アルゴリズムと MD5 ハッシュ アルゴリズムの証拠がサポートされていますが、 GenerateHash によりどのハッシュ アルゴリズムでも使用できます。

必要条件

名前空間: System.Security.Policy

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

Hash メンバ | System.Security.Policy 名前空間