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LocalDataStoreSlot クラス

ローカル データを格納するメモリ スロットをカプセル化します。このクラスは継承できません。

この型のすべてのメンバの一覧については、LocalDataStoreSlot メンバ を参照してください。

System.Object
   System.LocalDataStoreSlot

NotInheritable Public Class LocalDataStoreSlot
[C#]
public sealed class LocalDataStoreSlot
[C++]
public __gc __sealed class LocalDataStoreSlot
[JScript]
public class LocalDataStoreSlot

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

解説

スレッドおよびコンテキストは、ローカル ストア メモリ機構を使用して、そのスレッドおよびコンテキストそれぞれに固有のデータを格納します。共通言語ランタイムは、各プロセスの作成時に、そのプロセスにマルチスロットのデータ ストア配列を割り当てます。スレッドまたはコンテキストは、データ ストアのデータ スロットを割り当てたり、スロットでデータ値を格納および取得したり、そのスレッド オブジェクトまたはコンテキスト オブジェクトの有効期限が切れた後で、データ スロットを再利用できるように解放したりするために、各種の関数を呼び出します。

データ スロットはスレッドまたはコンテキストごとに一意であり、その値はスレッド オブジェクトまたはコンテキスト オブジェクト間で共有されません。データ スロットは、名前またはインデックス番号ごとに割り当てることができます。

詳細については、 Thread または Context のトピックを参照してください。

必要条件

名前空間: System

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

LocalDataStoreSlot メンバ | System 名前空間 | Thread | Context