ContextBoundObject クラス
すべてのコンテキスト バインド クラスの基本クラスを定義します。
この型のすべてのメンバの一覧については、ContextBoundObject メンバ を参照してください。
System.Object
System.MarshalByRefObject
System.ContextBoundObject
System.EnterpriseServices.ServicedComponent
<Serializable>
MustInherit Public Class ContextBoundObject Inherits MarshalByRefObject
[C#]
[Serializable]
public abstract class ContextBoundObject : MarshalByRefObject
[C++]
[Serializable]
public __gc __abstract class ContextBoundObject : public MarshalByRefObject
[JScript]
public
Serializable
abstract class ContextBoundObject extends MarshalByRefObject
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
コンテキスト内にあり、そのコンテキストの規則に拘束されているオブジェクトをコンテキスト拘束オブジェクトと呼びます。コンテキストとは、オブジェクトのコレクションが存在する環境を定義する一連のプロパティや使用規則のことです。これらの規則は、オブジェクトがコンテキストに入るとき、またはコンテキストを離れるときに強制的に適用されます。コンテキストに拘束されていないオブジェクトは、非拘束オブジェクトと呼びます。
コンテキストは、オブジェクトがアクティブ化されるときに作成されます。新しいオブジェクトは、既存のコンテキスト内、または型のメタデータに含まれている属性を使用して作成された新規コンテキスト内に配置されます。コンテキスト バインド クラスは、使用規則を提供する ContextAttribute でマークされています。追加できるコンテキスト プロパティには、同期やトランザクションに関するポリシーなどがあります。
必要条件
名前空間: System
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)
参照
ContextBoundObject メンバ | System 名前空間 | SynchronizationAttribute