ITypeDescriptorContext インターフェイス
格納されているコンテナと PropertyDescriptor など、コンポーネントのコンテキスト情報に関する情報を提供します。このインターフェイスは、主に型変換で使用します。
この型のすべてのメンバの一覧については、ITypeDescriptorContext メンバ を参照してください。
System.IServiceProvider
System.ComponentModel.ITypeDescriptorContext
<ComVisible(True)>
Public Interface ITypeDescriptorContext Inherits IServiceProvider
[C#]
[ComVisible(true)]
public interface ITypeDescriptorContext : IServiceProvider
[C++]
[ComVisible(true)]
public __gc __interface ITypeDescriptorContext : public IServiceProvider
[JScript]
public
ComVisible(true)
interface ITypeDescriptorContext implements IServiceProvider
解説
通常、このインターフェイスは、デザイン時コンテナに関する情報を提供するために、デザイン時に使用されます。
メモ 型コンバータをデザインする場合は、このインターフェイスの存在に頼りきらないようにしてください。必要とされる特定のインターフェイス、プロパティ、またはサービスを使用できない場合、型コンバータは、例外をスローするのではなく null 参照 (Visual Basic では Nothing) を返す必要があります。しかし、このインターフェイスのプロパティは、いつでも null 参照 (Nothing) を返す場合があるため、この点を考慮して対処する必要があります。
Instance プロパティは、このインターフェイスを呼び出すオブジェクトのインスタンスを返します。たとえば、変換する Color のインスタンスを型コンバータに提供し、実際に変換操作を実行する前に、使用する色を知る必要がある場合、 Instance が、その色を使用しているコントロールの実際のインスタンスを返します。これにより、そのコントロールに対し、そのサービスや Container に関する詳細情報を照会できます。
必要条件
名前空間: System.ComponentModel
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
アセンブリ: System (System.dll 内)
参照
ITypeDescriptorContext メンバ | System.ComponentModel 名前空間 | TypeConverter