IEnumerator.Reset メソッド
列挙子を初期位置、つまりコレクションの最初の要素の前に設定します。
Sub Reset()
[C#]
void Reset();
[C++]
void Reset();
[JScript]
function Reset();
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
InvalidOperationException | 列挙子が作成された後に、コレクションが変更されました。 |
解説
コレクションが変更されない限り、列挙子は有効なままです。要素の追加、変更、削除などの変更がコレクションに対して実行されると、列挙子は回復不可能な無効状態になり、次に MoveNext または Reset を呼び出すと、 InvalidOperationException がスローされます。
実装時の注意:
Reset を呼び出した場合、結果として列挙子が必ず同じ状態になることが必要です。列挙子をコレクションの先頭、つまり最初の要素の前に移動する実装がよく使用されます。この場合、列挙子が作成された後でコレクションが変更されていると、その列挙子は無効になります。これは、 MoveNext および Current を使用する場合でも同様です。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET, Common Language Infrastructure (CLI) Standard
参照
IEnumerator インターフェイス | IEnumerator メンバ | System.Collections 名前空間 | MoveNext | Current