ImportedFromTypeLibAttribute クラス

アセンブリ内で定義された型が、タイプ ライブラリで初めに定義されたことを示します。

この型のすべてのメンバの一覧については、ImportedFromTypeLibAttribute メンバ を参照してください。

System.Object
   System.Attribute
      System.Runtime.InteropServices.ImportedFromTypeLibAttribute

<AttributeUsage(AttributeTargets.Assembly)>
NotInheritable Public Class ImportedFromTypeLibAttribute   Inherits Attribute
[C#]
[AttributeUsage(AttributeTargets.Assembly)]
public sealed class ImportedFromTypeLibAttribute : Attribute
[C++]
[AttributeUsage(AttributeTargets::Assembly)]
public __gc __sealed class ImportedFromTypeLibAttribute : public   Attribute
[JScript]
public
   AttributeUsage(AttributeTargets.Assembly)
class ImportedFromTypeLibAttribute extends Attribute

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

解説

この属性は、タイプ ライブラリをインポートするときに タイプ ライブラリ インポータ (Tlbimp.exe) が基本的に自動適用しますが、アセンブリに適用することもできます。

この属性の主な用途は、型情報の元の定義を取得することです。たとえば、A.tlb を相互運用機能アセンブリ A.dll としてインポートし、アセンブリ B.dll に A.dll を参照させることもできます。B.dll を B.tlb にエクスポートすると、この属性によって、A.dll を指す B.tlb 内の参照は代わりに A.tlb を指すようになります。これを、個々の型が COM で実装されていることを示す ComImportAttribute と混同しないよう注意してください。

必要条件

名前空間: System.Runtime.InteropServices

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

ImportedFromTypeLibAttribute メンバ | System.Runtime.InteropServices 名前空間 | タイプ ライブラリ インポータ (Tlbimp.exe) | ComImportAttribute