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.NET Framework アプリケーションのパッケージ化と配置

**メモ   **このチュートリアルのサンプル コードは、SDK Samples\Tutorials\Deployment サブディレクトリにインストールされています。

このチュートリアルでは、.NET Framework SDK を使用して .NET Framework のアプリケーションおよびコンポーネントをパッケージ化し、配置する方法を説明します。.NET Framework に付随するこのツールを使用すると、新しい共通言語ランタイム環境を利用して、完全に管理および保護された、機能豊富なアプリケーション実行環境を提供する信頼性の高いアプリケーションを迅速に構築および配置できます。.NET Framework には、次のような利点もあります。

  • アプリケーション コンポーネントの独立性の向上
  • アプリケーションの配置の簡略化
  • 信頼性の高いバージョン番号指定

このチュートリアルでは、昔からよく使われる Hello World プログラムと、小さなコンポーネント ベースのアプリケーションのパッケージ化と配置について説明します。.NET Framework アプリケーションの配置プロセスは、そのアプリケーションを開発するために使用したソース言語には依存しません。このチュートリアルで使用されているデモ プログラムは、.NET 用に新たにデザインされた Visual C# 言語で記述されています。ただし、このプログラムは、Visual Basic などの .NET と互換性のある別の言語で記述することもでき、その場合のプロセスもまったく同じです。Visual C# プログラムおよび Visual Basic プログラムの構築、コンパイル、および実行に必要な手順については、「.NET Framework を使用した開発の概要」という別のチュートリアルを参照してください。

このチュートリアルを参照し、サンプルを実行してみると、従来のスタンドアロン型の実行可能な .NET Framework アプリケーションをパッケージ化し、配置する方法を計画できる知識が身に付きます。「付録 B: パッケージ化および配置用のツール」には、配置に関連したいくつかの役立つユーティリティに関する追加情報が記載されています。

**メモ   **このチュートリアルでは、Web サーバー (ASP.NET) アプリケーションやブラウザ ベースのアプリケーションのパッケージ化および配置について、直接は説明していません。

参照

パッケージ化および配置の概要 | パッケージ化および配置の共通概念 | (1) Hello World | (2) 単純なコンポーネント ベース アプリケーション | (3) プライベート コンポーネントのパス | (4) 共有コンポーネント | (5) コンポーネントのバージョン管理 | パッケージ化と配置の要約 | 付録 A: パッケージ化および配置の追加情報 | 付録 B: パッケージ化および配置用のツール