Type.GetProperties メソッド ()

現在の Type のすべてのパブリック プロパティを返します。

Overloads Public Function GetProperties() As PropertyInfo()
[C#]
public PropertyInfo[] GetProperties();
[C++]
public: PropertyInfo* GetProperties() [];
[JScript]
public function GetProperties() : PropertyInfo[];

戻り値

現在の Type のすべてのパブリック プロパティを表す PropertyInfo オブジェクトの配列。

または

現在の Type にパブリック プロパティが存在しない場合は、 PropertyInfo 型の空の配列。

解説

型に対するリフレクション時に Get メソッドによって返される基本クラスのメンバを次の表に示します。

メンバ型	静的	非静的
コンストラクタ	いいえ	いいえ
フィールド	いいえ	はい。フィールドは常に名前と署名によって隠ぺいされます。
イベント	適用なし	共通型システムの規則では、継承は、プロパティを実装するメソッドの継承と同じになります。リフレクションは、プロパティを名前と署名によって隠ぺいされているとして扱います。下記のメモ 2 を参照してください。
メソッド	いいえ	はい。メソッド (仮想メソッドと非仮想メソッドの両方) は、名前によって隠蔽することもできますし、名前と署名によって隠蔽することもできます。
入れ子になった型	いいえ	いいえ
プロパティ	適用なし	共通型システムの規則では、継承は、プロパティを実装するメソッドの継承と同じになります。リフレクションは、プロパティを名前と署名によって隠ぺいされているとして扱います。下記のメモ 2 を参照してください。

1. 名前と署名による隠ぺいでは、カスタム修飾子、戻り値の型、パラメータの型、sentinel、およびアンマネージ呼び出し規約を含めて、署名のすべての部分が判断の対象となります。これはバイナリ比較です。
2. リフレクションの場合、プロパティおよびイベントは名前と署名によって隠ぺいされています。基本クラスに get アクセサと set アクセサの両方を持つプロパティがあり、派生クラスには get アクセサしかない場合、派生クラスのプロパティにより基本クラスのプロパティが隠ぺいされ、基本クラスの set アクセサにはアクセスできません。
3. カスタム属性は、共通の型システムの一部ではありません。

使用例

[Visual Basic, C#, C++] GetProperties メソッドを使用する例を次に示します。

 
Dim myPropertyInfo() As PropertyInfo
' Get the properties of 'Type' class object.
myPropertyInfo = Type.GetType("System.Type").GetProperties()
Console.WriteLine("Properties of System.Type are:")
Dim i As Integer
For i = 0 To myPropertyInfo.Length - 1
   Console.WriteLine(myPropertyInfo(i).ToString())
Next i

[C#] 
PropertyInfo[] myPropertyInfo;
// Get the properties of 'Type' class object.
myPropertyInfo = Type.GetType("System.Type").GetProperties();
Console.WriteLine("Properties of System.Type are:");
            for (int i = 0; i < myPropertyInfo.Length; i++)
{
    Console.WriteLine(myPropertyInfo[i].ToString());
}

[C++] 
PropertyInfo* myPropertyInfo[];
// Get the properties of 'Type' class object.
myPropertyInfo = Type::GetType(S"System.Type")->GetProperties();
Console::WriteLine(S"Properties of System.Type are:");
for (int i = 0; i < myPropertyInfo->Length; i++) {
   Console::WriteLine(myPropertyInfo->Item[i]);
}

[JScript] JScript のサンプルはありません。Visual Basic、C#、および C++ のサンプルを表示するには、このページの左上隅にある言語のフィルタ ボタン をクリックします。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET, Common Language Infrastructure (CLI) Standard

参照

Type クラス | Type メンバ | System 名前空間 | Type.GetProperties オーバーロードの一覧 | PropertyInfo | GetProperty