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非同期メソッド シグネチャ

メソッド シグネチャとは、メソッドのパラメータ型の順序です。BeginInvoke 非同期メソッド シグネチャの規則を次に示します。

  • すべての IN パラメータを含める。
  • すべての OUT パラメータを含める。
  • すべての IN/OUT パラメータを含める。
  • すべての ByRef パラメータを含める。
  • 最後の 2 つのパラメータとして AsyncCallbackAsyncState を取得する (AsyncState は、IAsyncResult インターフェイスの AsyncState プロパティから取得)。
  • IAsyncResult を返す。

EndInvoke 非同期メソッド シグネチャの規則を次に示します。

  • すべての IN/OUT パラメータを含める。
  • すべての OUT パラメータを含める。
  • すべての ByRef パラメータを含める。
  • 最後のパラメータとして IAsyncResult を渡す。
  • 元のメソッド シグネチャからの元の戻り値の型を返す。

開始操作からは、結果オブジェクト (IAsyncResult) が返されます。この結果オブジェクトを使用して、非同期開始操作が完了したかどうかを示すステータスを取得できます。結果オブジェクトが終了操作に渡されると、呼び出しの最終戻り値が返されます。開始操作にはオプションのコールバックを指定できます。コールバックが指定されている場合は、呼び出しの完了時にコールバックが呼び出されます。コールバックのコードから、終了操作を呼び出すことができます。

参照   

非同期デザイン パターンの概要 | IAsyncResult インターフェイス | 非同期操作の AsyncCallback デリゲート | 非同期呼び出しの組み込み