XML Web サービスの探索

[アーティクル]
03/28/2008

Web サーバーにある探索ドキュメントの URL を指定すると、クライアントアプリケーションの開発者は、XML Web サービスの有無、そのサービスの機能、およびそのサービスと確実に対話する方法を確認できます。このプロセスは XML Web サービス探索とも呼ばれます。

XML Web サービスの探索プロセスにより、XML Web サービスの有無に関する詳細を含む一連のファイルがローカルコンピュータにダウンロードされます。それらのファイルは、サービスの説明、XSD スキーマ、探索ドキュメントなどです。Wsdl.exe ツールを使用すると、サービスの説明または XSD スキーマによって記述される XML Web サービスに対するプロキシクラスを作成できます。プロキシクラスの作成の詳細については、「XML Web サービスプロキシの作成」を参照してください。ダウンロードされた探索ドキュメントには、別の Web サーバーにある他の XML Web サービスの有無に関する情報が含まれます。探索ドキュメントの内容の詳細については、「XML Web サービスに対する探索の有効化」を参照してください。

.NET Framework SDK を使用すると、Web サービス検出ツール (Disco.exe) を使用して、URL に対する XML Web サービスの探索を指定できます。

探索プロセスを指定するには

コマンドプロンプトで、次のように入力します。

Disco /out:location /username:user /password:mypwd /domain:mydomainhttps://www.contoso.com/my.disco

パラメータ	値
https://www.contoso.com/my.disco	探索プロセスを実行する URL を指定します。
/out:location	探索結果を含むファイルの作成場所を指定します。既定値は、現在のディレクトリです。この値は省略できます。
/username:user	認証情報を要求する Web サーバーに接続するときに使用するユーザー名を指定します。この値は省略できます。
/password:mypwd	認証情報を要求する Web サーバーに接続するときに使用するパスワードを指定します。この値は省略できます。
/domain:mydomain	認証情報を要求する Web サーバーに接続するときに使用するドメインを指定します。この値は省略できます。

参照

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