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GenericAccessRights 列挙体

Windows 2000 または Windows NT のアクセス形式を使用して、メッセージ キューによって、読み取り、書き込み、および実行のための標準アクセス権とオブジェクト固有のアクセス権の両方に割り当てられる、共通アクセス権のセットを指定します。

この列挙体には、メンバ値をビットごとに演算するための FlagsAttribute 属性が含まれています。

<Flags>
<Serializable>
Public Enum GenericAccessRights
[C#]
[Flags]
[Serializable]
public enum GenericAccessRights
[C++]
[Flags]
[Serializable]
__value public enum GenericAccessRights
[JScript]
public
   Flags
 Serializable
enum GenericAccessRights

解説

GenericAccessRights 列挙体によって、指定できる単位は少なくなりますが、通常、対応する標準の権利や固有の権利をすべて指定するよりは簡単になります。各オブジェクト型は、標準の権利 (確保できるオブジェクトのほとんどの型に共通) およびオブジェクト固有の権利のセットに、汎用的なアクセス権を割り当てることができます。

たとえば、メッセージ キューへの GenericAccessRights.Read アクセスおよび GenericAccessRights.Write アクセスをユーザーに提供すると、キューへのメッセージの送信、ピーク、およびキューからのメッセージの受信ができるようになります。ただし、アクセス権をより詳細に制御するには、 StandardAccessRights 列挙体および MessageQueueAccessRights 列挙体を使用して、たとえば、ユーザーがメッセージのピークはできても受信はできないように指定したり、キューやメッセージを削除できるように指定したり、キューのプロパティを設定できるように指定できます。

メンバ

メンバ名 説明
All 読み取りアクセス、書き込みアクセス、および実行アクセス。 268435456
Execute アクセスを実行します。 536870912
None アクセスなし。 0
Read アクセスを読み取ります。 -2147483648
Write アクセスを書き込みます。 1073741824

必要条件

名前空間: System.Messaging

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: System.Messaging (System.Messaging.dll 内)

参照

System.Messaging 名前空間 | MessageQueueAccessRights | StandardAccessRights | MessageQueue.SetPermissions