XML スキーマ リファレンス (XSD)

XML スキーマ定義言語 (XSD) を使用すると、XML ドキュメントのための構造やデータ型を定義できます。XML スキーマでは、W3C『XML Schema Part 1: Structures Recommendation for the XML Schema Definition Language』に準拠した要素、属性、およびデータ型を定義します。W3C『XML Schema Part 2: Datatypes Recommendation』は、XML スキーマで使用するデータ型を定義します。XML スキーマ リファレンス (XSD) は、『W3C 2001 Recommendation specifications for Datatypes and for Structures』に基づいています。

XML スキーマは、最上位の schema 要素で構成されます。schema 要素定義には、次の名前空間を含める必要があります。

http://www.w3.org/2001/XMLSchema

schema 要素には、型定義 (simpleType 要素および complexType 要素)、attribute 宣言、および element 宣言を含めます。

XML スキーマには、組み込みデータ型 (整数、文字列など) の他に、simpleType 要素や complexType 要素を使用して新しいデータ型を定義できます。

  • simpleType
    要素または属性のコンテンツ (textOnly) として使用できる値の型定義。このデータ型には、要素を含めたり、属性を指定したりすることはできません。
  • complexType
    属性および要素を含めることができる要素の型定義。このデータ型には、要素を含めたり、属性を指定したりできます。

参照

XML スキーマの例 | XML スキーマの要素 | XML データ型 リファレンス | プリミティブ XML データ型 | 派生 XML データ型 | データ型のファセット