次の方法で共有


<assemblies> の <add> 要素

動的リソースのコンパイル時に使用するアセンブリ参照を追加します。ASP.NET は、各コード モジュールのコンパイル時に、このアセンブリをリソースに自動的にリンクします。

<configuration>
   <system.web>
      <assemblies>
         <add>

<add assembly="Assembly [,Version=version number]                [,Culture=culture] [,PublicKeyToken=token]"/>

必須属性

属性 説明
assembly バージョン、カルチャ、および公開キー トークンから成るアセンブリのコンマ区切りの組み合わせを指定します。ASP.NET は初めにアプリケーションのプライベートな \bin ディレクトリを検索し、次にアセンブリのキャッシュ内を検索します。

解説

<add> の値は、DLL パスではなくアセンブリ名です。ASP.NET は、アセンブリ名を検索して、アセンブリの物理的な DLL 位置を特定します。ワイルドカード文字 * (アスタリスク) を指定して、1 つのアプリケーションのプライベート アセンブリ キャッシュ内にあるすべてのアセンブリを追加することもできます。詳細については、「Load メソッド」を参照してください。

アセンブリ参照をアプリケーションに追加する例を次に示します。

<configuration>
   <system.web>
      <compilation>
         <assemblies>
            <add assembly="System.Data, Version=1.0.2411.0, 
                           Culture=neutral, 
                           PublicKeyToken=b77a5c561934e089"/>
         </assemblies>
      </compilation>
   </system.web>
</configuration>

必要条件

格納されている場所 : <system.web>

Web プラットフォーム : IIS 5.0、IIS 5.1、IIS 6.0

構成ファイル : Machine.config、Web.config

構成セクション ハンドラ : System.Web.UI.CompilationConfigurationHandler

参照

<assemblies> 要素 | ASP.NET の構成 | ASP.NET 設定スキーマ