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System.Web.Caching 名前空間

System.Web.Caching 名前空間は、サーバーで頻繁に使用するデータをキャッシュするために、クラスを提供しています。ここには、 Cache クラス、つまりハッシュ テーブルやデータ セットなどの任意のデータ オブジェクトを格納するディクショナリを含みます。また、これらのオブジェクトのための有効期限設定機能や、オブジェクトを追加および削除できるメソッドもあります。他のファイルやキャッシュ エントリへの依存関係を持つオブジェクトを追加したり、オブジェクトが Cache から削除されたりしたときに、コールバックを実行してアプリケーションに通知することもできます。

名前空間の階層構造

クラス

クラス 説明
Cache Web アプリケーションのキャッシュを実装します。このクラスは継承できません。
CacheDependency キャッシュの依存関係を追跡します。追跡対象として、ファイル、ディレクトリ、アプリケーションの Cache 内にある他のオブジェクトへのキーを指定できます。このクラスは継承できません。

デリゲート

デリゲート 説明
CacheItemRemovedCallback キャッシュされた項目が Cache から削除されたときに、アプリケーションに通知するコールバック メソッドを定義します。

列挙体

列挙体 説明
CacheItemPriority Cache に格納されている項目の相対優先順位を指定します。
CacheItemRemovedReason Cache から項目が削除された理由を指定します。

参照

.NET Framework クラス ライブラリ