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PolicyLevel クラス

共通言語ランタイムのセキュリティ ポリシー レベルを表します。このクラスは継承できません。

この型のすべてのメンバの一覧については、PolicyLevel メンバ を参照してください。

System.Object
   System.Security.Policy.PolicyLevel

<Serializable>
NotInheritable Public Class PolicyLevel
[C#]
[Serializable]
public sealed class PolicyLevel
[C++]
[Serializable]
public __gc __sealed class PolicyLevel
[JScript]
public
   Serializable
class PolicyLevel

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

解説

セキュリティ ポリシーの最上位は、エンタープライズ レベルです。階層のレベルが下がるにつれて、ポリシーの制限は厳しくなっていきますが、上のレベルで許可されたアクセス許可よりも多いアクセス許可を下のレベルで与えることはできません。実装されるポリシー レベルを次に示します。

1. エンタープライズ: エンタープライズ内のすべてのマネージ コードに適用されるセキュリティ ポリシー。

2. マシン: コンピュータ上で実行されるすべてのマネージ コードに適用されるセキュリティ ポリシー。

3. ユーザー: ユーザーが実行するすべてのマネージ コードに適用されるセキュリティ ポリシー。

4. アプリケーション ドメイン: アプリケーション内のすべてのマネージ コードに適用されるセキュリティ ポリシー。

ポリシー レベルは、単一のルートを持つツリー (CodeGroup を参照) に編成されたコード グループのセット、そのコード グループに属しているコードに与えるアクセス許可を指定するために参照する名前付きアクセス許可セットのセット、および完全に信頼されたアセンブリのリストで構成されます。

ポリシー レベルを列挙するには SecurityManager.PolicyHierarchy を使用します。

必要条件

名前空間: System.Security.Policy

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

PolicyLevel メンバ | System.Security.Policy 名前空間