アプリケーションの設定
.NET Framework を使用すると、開発者および管理者は、アプリケーションの実行方法を制御し、アプリケーションの実行に柔軟性を持たせることができます。管理者は、アプリケーションからアクセスできるプロテクト リソース、アプリケーションが使用するアセンブリのバージョン、およびリモート アプリケーションやオブジェクトの配置場所を制御できます。開発者は、構成ファイル内に設定を格納できます。これにより、設定変更のたびにアプリケーションを再コンパイルする必要がなくなります。このセクションでは、設定できる内容と、アプリケーションを設定することが有益である理由を説明します。
このセクションの内容
- 構成の方法を説明したトピック
アプリケーションの構成に関する方法を説明したトピックへのリンクを示します。
- 方法 : DEVPATH を使用してアセンブリを指定する
アセンブリ検索のときに DEVPATH 環境変数を使用するようにランタイムに指示する方法を説明します。
- アセンブリ バージョンのリダイレクト
アセンブリの場所および使用するアセンブリ バージョンを指定する方法を説明します。
- アセンブリの場所の指定
ランタイムがどの場所でアセンブリを検索するかを指定する方法を説明します。
- 暗号化クラスの設定
暗号化クラスにアルゴリズム名を割り当てる方法と、暗号化アルゴリズムにオブジェクト ID を割り当てる方法を説明します。
- 方法 : 同時実行ガベージ コレクションを無効にする
ランタイムが並列してガベージ コレクタを実行するかどうかを指定する方法を説明します。
- 方法 : 発行者ポリシーを作成する
アセンブリのリダイレクトやコード ベース設定を指定する発行者ポリシー ファイルを追加する状況や方法を説明します。
- 構成ファイルを使用したリモート オブジェクトの登録
構成ファイルにリモート オブジェクトを登録する方法について説明します。
- 使用するランタイム バージョンの指定
アプリケーションのために使用するランタイム バージョンを指定する方法を説明します。
- セキュリティ ポリシーの設定
セキュリティ ポリシーを設定する方法を説明します。
- ASP.NET アプリケーションの構成
ASP.NET アプリケーションを設定する方法を説明します。
関連するセクション
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構成ファイルのスキーマについて説明します。
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