マシン構成ファイル
マシン構成ファイル Machine.config には、コンピュータ全体に適用する設定を含めます。このファイルは、%runtime install path%\Config ディレクトリに配置します。Machine.config には、マシン全体のアセンブリ バインディング、組み込みのリモート処理チャネル、および ASP.NET に関する構成設定が含まれます。
構成システムは、まずマシン構成ファイル内で、appSettings 要素 (全般設定スキーマ)と、開発者が定義したその他の構成セクションを調べます。次に、アプリケーション構成ファイルを調べます。マシン構成ファイルを管理しやすくするには、これらの設定をアプリケーション構成ファイルに配置するのが最適です。しかし、それらの設定をマシン構成ファイル内に配置した方が、システムの保守が簡単になります。たとえば、クライアント アプリケーションとサーバー アプリケーションの両方で使用されるサードパーティ コンポーネントがある場合、そのコンポーネントの設定を 1 か所に設まとめた方が簡単です。この場合、同じ設定を 2 つのファイルに配置する必要がなくなるという点から、設定を格納するのに適した場所はマシン構成ファイルになります。
メモ : |
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XCOPY を使用してアプリケーションを配置しても、マシン構成ファイル内の設定はコピーされません。 |
共通言語ランタイムがアセンブリ バインディングに関してマシン構成ファイルを使用する方法については、「ランタイムがアセンブリを検索する方法」を参照してください。
参照
概念
アセンブリの場所の指定
アセンブリ バージョンのリダイレクト