次の方法で共有


CultureInfo.Calendar プロパティ

カルチャで使用する既定の暦を取得します。

Public Overridable ReadOnly Property Calendar As Calendar
[C#]
public virtual Calendar Calendar {get;}
[C++]
public: __property virtual Calendar* get_Calendar();
[JScript]
public function get Calendar() : Calendar;

プロパティ値

カルチャで使用する既定の暦を表す Calendar

解説

ユーザーは、[コントロール パネル] の [地域と言語のオプション] (オペレーティング システムによっては [地域のオプション] または [地域]) を使用して、Windows の現在のカルチャに関連付けられた値の一部をオーバーライドすることもできます。たとえば、ユーザーが別の形式で日付を表示したり、カルチャの既定の通貨以外の通貨を使用したりすることを選択する場合があります。

UseUserOverridetrue であり、指定されたカルチャが Windows の現在のカルチャと一致する場合、 CultureInfo はこれらのオーバーライドを使用します。これには、 DateTimeFormat プロパティによって返される DateTimeFormatInfo インスタンスのプロパティ、 NumberFormat プロパティによって返される NumberFormatInfo インスタンスのプロパティ、および CompareInfo プロパティによって返される CompareInfo インスタンスのプロパティのユーザー設定値が含まれます。ユーザー設定が CultureInfo に関連付けられたカルチャと互換性を持たない場合 (たとえば、選択した暦が OptionalCalendars のいずれでもない場合)、メソッドの結果とプロパティの値は未定義になります。

このため、 UseUserOverridetrue の場合、このプロパティの値は、そのカルチャで使用されている既定の暦とは異なる可能性があります。

現在の CultureInfo で使用される暦は、 DateTimeFormatInfo クラスのインスタンスである DateTimeFormatCalendar プロパティを設定することにより変更できます。新しい暦は、 OptionalCalendars に挙げられている暦の 1 つである必要があります。 DateTimeFormat には、 Calendar に関連付けられた日付と時刻の形式をカスタマイズするその他のプロパティも含まれます。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET

参照

CultureInfo クラス | CultureInfo メンバ | System.Globalization 名前空間 | Calendar | DateTimeFormat | DateTimeFormatInfo