IObjectHandle インターフェイス
値渡しでマーシャリングされるオブジェクトの間接参照のラップを解除するためのインターフェイスを定義します。
この型のすべてのメンバの一覧については、IObjectHandle メンバ を参照してください。
<Guid("C460E2B4-E199-412a-8456-84DC3E4838C3")>
<InterfaceType(ComInterfaceType.InterfaceIsIUnknown)>
Public Interface IObjectHandle
[C#]
[Guid("C460E2B4-E199-412a-8456-84DC3E4838C3")]
[InterfaceType(ComInterfaceType.InterfaceIsIUnknown)]
public interface IObjectHandle
[C++]
[Guid("C460E2B4-E199-412a-8456-84DC3E4838C3")]
[InterfaceType(ComInterfaceType::InterfaceIsIUnknown)]
public __gc __interface IObjectHandle
[JScript]
public
Guid("C460E2B4-E199-412a-8456-84DC3E4838C3")
InterfaceType(ComInterfaceType.InterfaceIsIUnknown)
interface IObjectHandle
IObjectHandle を実装するクラス
クラス | 説明 |
---|---|
ObjectHandle | 値渡しでマーシャリングされるオブジェクト参照をラップし、それらの参照が間接参照を通じて返されるようにします。 |
解説
オブジェクトがそれぞれのドメインにいつ読み込まれるかを呼び出し元が制御できるように、値渡しでマーシャリングされるオブジェクトは、間接参照を通じて返すことができます。呼び出し元は、このインターフェイスを使用して、間接参照におけるオブジェクトのラップを解除できます。
IObjectHandle インターフェイスを実装しているクラスを使用すると、ラップされたオブジェクトのメタデータを IObjectHandle がたどる各 AppDomain に読み込まずに、複数のアプリケーション ドメイン間でオブジェクト (ラップされた状態) を渡すことができます。したがって、 IObjectHandle クラスを使用すると、呼び出し元がいつドメインにリモート オブジェクトの Type を読み込むかを制御できるようになります。
必要条件
名前空間: System.Runtime.Remoting
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)