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DateTime.ToOADate メソッド

このインスタンスの値をそれと等価な OLE オートメーション日付に変換します。

Public Function ToOADate() As Double
[C#]
public double ToOADate();
[C++]
public: double ToOADate();
[JScript]
public function ToOADate() : double;

戻り値

このインスタンスの値と等価の OLE オートメーション日付を格納している倍精度浮動小数点数。

例外

例外の種類 条件
OverflowException このインスタンスの値を OLE オートメーション日付として表すことはできません。

解説

OLE オートメーション日付は、浮動小数点数として実装され、1899 年 12 月 30 日の深夜からの日数を示します。たとえば、1899 年 12 月 31 日の深夜は 1.0、1900 年 1 月 1 日午前 6 時は 2.25、1899 年 12 月 29 日の深夜は -1.0、1899 年 12 月 29 日午前 6 時は -1.25 として表されます。

タイマ刻み値が正または負の 31241376000000000 以上である DateTime オブジェクトだけを OLE オートメーション日付として表すことができます。初期化されていない DateTime 、つまり、タイマ刻み値が 0 のインスタンスは、それと等価の初期化されていない OLE オートメーション日付、つまり、1899 年 12 月 30 日の深夜を表す値 0.0 の日付に変換されます。

メモ    DateTimeTicks は、 MinValueMaxValue の間にあります。

メモ    DateTime の最大値は、OLE オートメーション日付の最大値と等しい値です。

OLE オートメーションの詳細については、 FromOADate のトピックおよび https://microsoft.com/japan/msdn/library/default.asp の『MSDN ライブラリ』を参照してください。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

DateTime 構造体 | DateTime メンバ | System 名前空間 | Double | FromOADate