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FillMode 列挙体

閉じたパスの内側の塗りつぶし方法を指定します。

<Serializable>
Public Enum FillMode
[C#]
[Serializable]
public enum FillMode
[C++]
[Serializable]
__value public enum FillMode
[JScript]
public
   Serializable
enum FillMode

解説

アプリケーションは、交互モードまたは全域モードという 2 種類の塗りぶつしモードの 1 つを使用して、パスの内側を塗りつぶします。このモードによって、閉じた図形の内側の塗りつぶしおよびクリップの方法が決まります。

既定のモードは Alternate です。交互モードで閉じた図形の内側を判断するには、パス内の任意の点から、明らかにパスの外側にある点まで直線を描画します。その直線と交差するパス セグメントの数が奇数の場合、直線の開始点は閉じた領域の内側にあって、塗りつぶし領域またはクリッピング領域に含まれます。交差するセグメント数が偶数の場合、開始点は塗りつぶし領域またはクリッピング領域に含まれていません。開いた図形では、図形の最後の点と最初の点を結ぶ直線を使用して、塗りつぶしまたはクリッピングが行われます。

Winding モードでは、交差部分ごとにパス セグメントの向きを考慮します。時計回りで交差部分ごとに 1 を加算し、反時計回りで交差部分ごとに 1 を減算します。結果が 0 でない場合、その点は塗りつぶし領域またはクリップ領域の内側と見なされます。0 の場合、その点は塗りつぶし領域またはクリップ領域の外側にあります。

図形が時計回りか反時計回りかは、その図形のセグメントの描画順序で決まります。

メンバ

メンバ名 説明
Alternate 交互塗りつぶしモードを指定します。
Winding 全域塗りつぶしモードを指定します。

必要条件

名前空間: System.Drawing.Drawing2D

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: System.Drawing (System.Drawing.dll 内)

参照

System.Drawing.Drawing2D 名前空間