System.IO.IsolatedStorage 名前空間
System.IO.IsolatedStorage 名前空間には、分離ストアの作成と使用を許可する型が含まれています。これらのストアを使用すると、信頼性の低いコードではアクセスできないデータを読み書きし、ファイル システムの他の場所に保存される可能性のある機密情報の漏洩を防止できます。データは、現在のユーザーごと、およびコードが存在するアセンブリごとに分離される領域に格納されます。さらに、ドメインごとにデータを分離することもできます。ローミング プロファイルを分離ストレージと共に使用して、分離ストアがユーザーのプロファイルで移動できるようにします。 IsolatedStorageScope 列挙体は、異なる種類の分離を示しています。分離ストレージを使用する時期の詳細については、「 分離ストレージ作業の実行 」を参照してください。
System.IO.IsolatedStorage.IsolatedStorageFileClassTopic クラスには、分離ストレージで必要なほとんどの機能が用意されています。このクラスを使用して、分離ストレージの取得、削除、および管理を行います。 System.IO.IsolatedStorage.IsolatedStorageFileStreamClassTopic は、ストアに対するファイルの読み書きを処理します。これは標準ファイル I/O クラスでの読み書きに似ています。I/O の詳細については、 System.IO 名前空間のトピックを参照してください。
分離ストレージの使い方の例については、「 分離ストレージ作業の実行 」を参照してください。
クラス
クラス | 説明 |
---|---|
IsolatedStorage | すべての分離ストレージ実装の派生元となる抽象基本クラスを表します。 |
IsolatedStorageException | 分離ストレージの操作で障害が発生するとスローされる例外。 |
IsolatedStorageFile | ファイルとディレクトリを格納している分離ストレージ領域を表します。 |
IsolatedStorageFileStream | 分離ストレージ内のファイルを公開します。 |
インターフェイス
インターフェイス | 説明 |
---|---|
INormalizeForIsolatedStorage | 分離ストアとアプリケーション ドメインおよびアセンブリの証拠間の比較を有効にします。 |
列挙体
列挙体 | 説明 |
---|---|
IsolatedStorageScope | IsolatedStorage がサポートしている分離ストレージ スコープのレベルを列挙します。 |