FileCodeGroup クラス
コード アセンブリ内にあるファイルを操作するためのアクセス許可をメンバシップ条件に一致したコード アセンブリに与えます。このクラスは継承できません。
この型のすべてのメンバの一覧については、FileCodeGroup メンバ を参照してください。
System.Object
System.Security.Policy.CodeGroup
System.Security.Policy.FileCodeGroup
<Serializable>
NotInheritable Public Class FileCodeGroup Inherits CodeGroup
[C#]
[Serializable]
public sealed class FileCodeGroup : CodeGroup
[C++]
[Serializable]
public __gc __sealed class FileCodeGroup : public CodeGroup
[JScript]
public
Serializable
class FileCodeGroup extends CodeGroup
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
コード グループは、コード アクセス セキュリティ ポリシーのビルド ブロックです。各ポリシー レベルは、ルート コード グループで構成され、子コード グループを含めることができます。各子コード グループがそれぞれに子コード グループを持つことができます。この機能は任意の数のレベルに拡張され、コード グループのツリーが形成されていきます。各コード グループには、特定のアセンブリの証拠に基づいて、そのアセンブリがそのコード グループに所属しているかどうかを判断するメンバシップ条件があります。指定されたアセンブリとメンバシップ条件が一致するコード グループ、およびそれらの子コード グループだけがポリシーを適用します。
FileCodeGroup の子の一致に関するセマンティクスは、 UnionCodeGroup と同じです。ただし、 FileCodeGroup は、コードが実行されているディレクトリへファイル アクセスを与える、動的に計算された FileIOPermission を含むアクセス許可セットを返します。一方、 UnionCodeGroup は、静的なアクセス許可セットだけを返します。与えられるファイル アクセスの種類は、パラメータとしてコンストラクタに渡されます。
このコード グループは、ファイル プロトコルで実行されているアセンブリ、つまりファイル パスまたは UNC パスを指す URL を持つアセンブリとだけ一致します。
必要条件
名前空間: System.Security.Policy
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)