XmlReadMode 列挙体
XML データとリレーショナル スキーマを DataSet に読み込む方法を指定します。
<Serializable>
Public Enum XmlReadMode
[C#]
[Serializable]
public enum XmlReadMode
[C++]
[Serializable]
__value public enum XmlReadMode
[JScript]
public
Serializable
enum XmlReadMode
解説
この列挙体のメンバは、 ReadXml メソッドの ReadMode パラメータを設定するときに使用します。
メモ Auto モードを使用すると、 XmlReadMode を明示的なオプションに設定する場合に比べて低速になることがあります。
メンバ
メンバ名 | 説明 |
---|---|
Auto
.NET Compact Framework でもサポート。 |
既定。これらのアクションのうち最適なアクションを実行します。
データが DiffGram の場合は、 XmlReadMode を DiffGram に設定します。 または データセットが既にスキーマを持っているか、ドキュメントにインライン スキーマが格納されている場合は、 XmlReadMode を ReadSchema に設定します。 または データセットがスキーマを持っておらず、ドキュメントにインライン スキーマが格納されていない場合は、 XmlReadMode を InferSchema に設定します。 |
DiffGram
.NET Compact Framework でもサポート。 |
DiffGram を読み込んで、変更を DiffGram から DataSet に適用します。セマンティクスは Merge 操作の場合と同じです。 Merge 操作の場合と同様に、 RowState 値が保存されます。DiffGram による ReadXml への入力は、 WriteXml からの出力を DiffGram として使用する方法によってだけ取得する必要があります。
ターゲット DataSet は、 WriteXml を DiffGram として呼び出した DataSet と同じスキーマを持っている必要があります。それ以外の場合は DiffGram マージ操作が失敗し、例外がスローされます。 |
Fragment
.NET Compact Framework でもサポート。 |
SQL Server のインスタンスに対して、XML ドキュメント (FOR XML クエリを実行して生成されたものなど) を読み込みます。 XmlReadMode が Fragment に設定されている場合は、既定の名前空間がインライン スキーマとして読み込まれます。 |
IgnoreSchema
.NET Compact Framework でもサポート。 |
インライン スキーマを無視し、既存の DataSet スキーマにデータを読み込みます。既存のスキーマと一致しないデータがある場合、そのデータ (DataSet 用に定義された、異なる名前空間からのデータを含む) は破棄されます。データが DiffGram の場合、 IgnoreSchema は DiffGram と同じ機能を果たします。 |
InferSchema
.NET Compact Framework でもサポート。 |
インライン スキーマを無視し、データからスキーマを推論し、データを読み込みます。 DataSet が既にスキーマを格納している場合は、新しいテーブルを追加するか、既存のテーブルに新しい列を追加して、現在のスキーマを拡張します。推論されたテーブルが既に存在するが名前空間が異なる場合、または推論された列が既存の列と矛盾する場合は例外がスローされます。 |
ReadSchema
.NET Compact Framework でもサポート。 |
インライン スキーマを読み込み、データを読み込みます。 DataSet が既にスキーマを格納している場合は、新しいテーブルをスキーマに追加できますが、インライン スキーマ内のテーブルが既に DataSet 内に存在する場合は例外がスローされます。 |
必要条件
名前空間: System.Data
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
アセンブリ: System.Data (System.Data.dll 内)