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XmlResolver.GetEntity メソッド

派生クラスでオーバーライドされると、URI を実際のリソースを格納しているオブジェクトに割り当てます。

Public MustOverride Function GetEntity( _
   ByVal absoluteUri As Uri, _   ByVal role As String, _   ByVal ofObjectToReturn As Type _) As Object
[C#]
public abstract object GetEntity(UriabsoluteUri,stringrole,TypeofObjectToReturn);
[C++]
public: virtual Object* GetEntity(Uri* absoluteUri,String* role,Type* ofObjectToReturn) = 0;
[JScript]
public abstract function GetEntity(
   absoluteUri : Uri,role : String,ofObjectToReturn : Type) : Object;

パラメータ

  • absoluteUri
    ResolveUri から返された URI。
  • role
    現在のバージョンでは、URI を解決するときにこのパラメータを使用しません。このパラメータは、将来の拡張のために提供されています。たとえば、このパラメータを xlink:role に割り当てて、他のシナリオで実装固有の引数として使用できます。
  • ofObjectToReturn
    返すオブジェクトの型。現在のバージョンでは、System.IO.Stream オブジェクトだけを返します。

戻り値

System.IO.Stream オブジェクト。ストリーム以外の型が指定された場合は null 参照 (Visual Basic では Nothing) 。

例外

例外の種類 条件
XmlException ofObjectToReturn が null 参照 (Visual Basic では Nothing) でも Stream 型でもありません。
UriFormatException 指定した URI が絶対 URI ではありません。
NullReferenceException absoluteUri が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。
Exception ランタイム エラー (サーバー接続の中断など) があります。

解説

このメソッドは、呼び出し元が、指定した URI が表す実際のリソースを格納しているオブジェクトにその URI を割り当てる場合に使用されます。返されるオブジェクトの型はネゴシエート可能ですが、実装は必ず System.IO.Stream をサポートしている必要があります。

使用例

このメソッドの使用例については、 XmlUrlResolver.GetEntity のトピックを参照してください。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET, Common Language Infrastructure (CLI) Standard

参照

XmlResolver クラス | XmlResolver メンバ | System.Xml 名前空間