MissingMemberException クラス
存在しないクラス メンバに動的にアクセスしようとした場合にスローされる例外。
この型のすべてのメンバの一覧については、MissingMemberException メンバ を参照してください。
System.Object
System.Exception
System.SystemException
System.MemberAccessException
System.MissingMemberException
System.MissingFieldException
System.MissingMethodException
<Serializable>
Public Class MissingMemberException Inherits MemberAccessException
[C#]
[Serializable]
public class MissingMemberException : MemberAccessException
[C++]
[Serializable]
public __gc class MissingMemberException : public MemberAccessException
[JScript]
public
Serializable
class MissingMemberException extends MemberAccessException
スレッドセーフ
この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。
解説
通常、存在しないクラス メンバにコードでアクセスしようとすると、コンパイル エラーが生成されます。 MissingMemberException は、1 つのアセンブリ内でフィールドまたはメソッドが削除または名前変更されたときに、これらの変更が別のアセンブリに反映されていない事態に対処するために用意されています。実行時に、第 2 のアセンブリのコードで、第 1 のアセンブリに存在しないメンバにアクセスしようとすると、 MissingMemberException がスローされます。
MissingMemberException は、 MissingFieldException および MissingMethodException の基本クラスです。通常、 MissingMemberException の派生クラスを使用した方が、エラーについてより詳しく説明できます。メンバが存在しないために発生したエラーの一般的な情報を取得するだけでよい場合は、 MissingMemberException をスローします。
MissingMemberException は、値 0x80131512 を保持する HRESULT COR_E_MISSINGMEMBER を使用します。
MissingMemberException のインスタンスの初期プロパティ値の一覧については、 MissingMemberException コンストラクタのトピックを参照してください。
必要条件
名前空間: System
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)
参照
MissingMemberException メンバ | System 名前空間 | Exception | MissingFieldException | MissingMethodException | 例外の処理とスロー